今日の宇宙画像は、もの沢山の太陽系火星です。
　秋の夜長、日本は文化の日。
　ということで、今日の宇宙画像では火星の愛と笑顔そして足跡、謎の物体が通過したかもしれない証拠画像を組み込んだ｢火星の愛と笑顔の物語」です。
　画像も文章も少し多めに編成してみました。
　火星といえば忘れてならないのがローバー君たちです。
　今でも懸命に活動を続けています。
　スピリッツ君は、５００００枚もの画像データを届けました。
　オポチュニティー君は、懲りずに水の痕跡をコレクションする地球科学者の執念に付き合っています。
　ＮＡＳＡの取り上げている画像と異なっているとの声も届いていますけれど、ただ今私は他の宇宙画像に恋慕していますのでご理解願います。


火星でオフ・ロード車が走ってる？


Credit : NASA/ JPL/ MGS
画像の説明
　時として愛は、謎から始まります。
　例えば、火星の｢愛と笑顔」の物語も謎の物体の通過痕跡から始まりました。
　1998年4月27日の朝に最新の画像が「赤い惑星」から入ったとき、MOCイメージング・チームの驚きを思い浮かべてくださ
い。
　ちょうど１日前の火星グローバルサーベイヤーのカメラで撮った画像には、一見したところ、オフロード用のスポーツ多用途車が光彩を放ったように細い黒っぽいいくつかの道の線を示しました。
　いったい誰が火星の中で運転したのでしょうか？
　問題のMOC画像は、火星グローバルサーベイヤーの第264回目の軌道周回の間に、アメリカの太平洋夏時間で1998年4月26日、午前10時22分ごろ得ました。

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