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クランキー猫’s

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crankyneko

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Mar 11, 2006
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見知らぬ妻へ(浅田次郎)
2006年3月9日読了。表題作、見知らぬ妻へを含む8編からなる短編集。

著者の作品を読むのはなんと初めて鉄道員さえ読んだ事がない。理由は何だか重そうだし、日本人の男のぼくとつさを理解する前向きな気持ちがなかったため。

妻が死んだ日も駅に立った男だっけ?セラピー的には身内の死に遭遇した時、日常的にルーティーンをこなすのは一番良い事だけどやっぱり理解できない。

この短編集も期待せずに手に取ったが中々面白かった。

しかし、やっぱり希望のない作品や物の考え方がどうしても合わない、と思った事は何度もあった。前向きだったのはファイナルラックかな。夢がある。

後は疲れた中年の男の哀歌って感じが強い。勿論その人の人間味や味はきちっと出していて流石は直木賞作家と思うのだけれど。

同じ年代の男性には相当受けそうな作品たち。でもなぜそうなるの?とか男の意地なのか?などと思ってしまったりするのだ。もっと人生前向きに楽しくしちゃいけないのかしら。やっぱりそれじゃあこの物語たちは成り立たないものね。

色んな知らない世界の事が知れるし退屈をする事はない秀作揃いだけどやっぱり読んだ後、良かった、と思えるかと言えばやっぱりNoかな。

人生をどこかで諦めてしまっているような感じ。やっぱりそれが日本男児なのか?女性には理解できない感情なのかなあ、それともC猫がアメリカ化してしまったせいかも。

お勧め度:7

C猫の書評はこちら

March 11, 2006 4:12pm (EST)





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Last updated  Mar 12, 2006 06:13:01 AM
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