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カテゴリ:日常
金曜日、相方が迎えに来た。
「今日は早めに帰って、向こうで焼き肉にしよう。」 「向こう」とは、「週末の家」のある方。 「焼き肉」とは、向こうの駅前の居酒屋みたいな焼き肉屋さんのこと。 私達が落ち合う場所には朝まで営業している飲食店も多いので、終電にさえ間に合えばこちらで食べて移動がベストだが、なんせ終電が早い。 そうなると移動してからごはんということになり、あちらの駅前には深夜営業の店はチェーン店の居酒屋さんが2軒とこの焼き肉屋さんだけ。 ピンパブにチャレンジしたこともあったが、美人がいなかったからか、相方はもう行きたくないらしい。 私も、あの唯一の日本人が席に来たらイヤだけどね… この焼き肉屋さんでさえラストオーダーが12時半ときてる。 2時3時まで営業してくれないものか… せめて4時くらいまでやってるラーメン屋さんでもあってくれないものか… と言うのも、他の2軒の居酒屋さんのメニューは食べ飽きた… いつも、この店の名前のついた○○○○カルビというのを3人前とカルビ2人前、小皿料理を1、2品、頼む。 シメは野菜クッパを仲良く半分こ。 ここの野菜クッパはなかなかおいしいのだ。 ここで終わりのこともあれば、デザートを頼むこともある。 デザートはパイナップルのシャーベット。 小ぶりのパイナップルをくり抜いて、中にシャーベットが入れてある。 野菜焼きを頼むのは相方の顔を見ながら。 相方は野菜は食べないから。 だから、ナムルやキムチもなし。 先日は、ポテトグラタンを頼んだ。 これなら相方もOK。 満腹とまではいかなかった。 ラーメン屋さんがあったら、寄ってたかも… でも私達が寄ったのは、家の近くのバー。 ここのマスターはお○マっぽい。 きっとそうだろうと思う。 時々「ウチのヨメが…」なんて言ってるが、奥さんなんか見たことない。 お母さんは2、3度見たけど。 そこで相方はジャックダニエルのソーダ割りを4~5杯、私はジンジャーエールを飲みながら、ある計画の打ち合わせをした。 この計画とは関係ないが、翌日の私達の予定は、前回この店に来た時に決まった。 翌日25日は、隣の街の花火大会。 田舎の花火大会だから、あまり期待はしてないが、浴衣を着て相方とデートだ! 東京湾の時はお天気もあやしく、電車の乗り継ぎもあって浴衣は断念したけど、今度こそ浴衣でデートだ!! 相方用にちょいと洒落た仁平も用意したが、仁平は部屋着ということで、相方は普段着。 でもね、駅へのバスを待つ間、私の着物姿を見慣れてるはずの相方が携帯で写真を撮ってくれた。 ってことは、プライベートの和装に、相方は結構喜んでくれてるってことだよね? よかった。 私は浴衣を着る時も衿芯を使う。 これは私の着付けの先生に教えてもらった。 衿の縫い目をちょっとはずして、そこからスルッと衿芯を入れるだけ。 クタッとなり易い浴衣の衿がピシッときまる。 いくら湯上がりの着物だからと言って、人前に出る時はきちんと着なければ。 最近の若い人達は帯の上にレースを重ねたり、衿元にフリルをつけたり、浴衣をお洒落にアレンジしているが、お洒落にするなら着崩れしないような工夫もしてほしいな。 帯がユルユル(多分、化繊の帯だから緩むんでしょうね)だったり、衿がヨレヨレだったり、裾が開いていたら、カレシに「ジーンズのほうがまだマシ」って思われちゃうよ。 花火大会の最寄駅から歩くこと10~15分で河原に着いた。 土手を上って、反対側に。 傾斜した草地の上にシートを広げ、2人で並んで座った。 日が暮れると、河原の風が心地好い。 東京湾の時はカップルが目立ったが、今回は地元の家族連れや5~6人の仲間達が多い。 左手の方が会場らしく、そちらの方で市長らしい人の挨拶が始まった。 長いと嫌われるね。 女性のアナウンスに代わり、カウントダウン。 カウントダウンするほどスゴイのかなぁ…? 3…2…1… わあ!! スゴイわっっ 本当に「わあ!」と声を上げてしまったっっ! 大(高)、中、小(低)と3ヶ所でほぼ同時に打ち上げていて、絵になっている。 それが間髪入れずに、立て続け。 20分くらい立て続けにパンパンパンといって、ちょいお休み、また20分くらい続く。 ヒューっとかなり上空の方まで上がる花火が打ち上がり、パーンと最初の炸裂。 その後、細かくいろんな方向にクルクル別れてパシッときて、シューッとくる。 何と言う種類かわからないが、その花火が打ち上がると、相方が言った。 「ほら、これ、Lynnのヒステリーみたいだね。」 ムッ! 「最初にキィーッときて爆発して、そのうちいろんなことで怒りだして、ピシッとキレる。」 ふんっ!! 何部かに分かれていて、最後がまたよかった。 クラシックな曲に合わせて花火が打ち上がるのだ。 3ヶ所同時に。 最後の最後、曲の大盛り上がり、ラストの時にはそこら中から歓声が上がった。 「ここのルールがわからなかったけど、大体わかったぞ。来年はお弁当も持って来ようね。あと1時間早く来て、場所取りしよう。」 私から何か言い出す前に相方が言った。 相方も楽しんでくれたんだ、よかった。 田舎のわりには、スゴイ花火大会だった。 やるな○○○市。 この市には金持ちが多いんだね。 だって、スポンサーがなけりゃできないでしょ。 間髪入れずにあんなに打ち上げちゃうんだもの。 東京湾より感激したワ。 一つ気になったのは、土手にビニールシートだったので、しばらくすると座った場所がズレてるってこと。 気がつかないうちに、下に下りてる…くらいかな。 あと、トイレ。 私は行かなかったが、水がなくなってしまったらしい。 中に入った女性がなかなか出てこないと思ったら、ドアから顔を出して、次に並んでいた男性とコソコソ話しをしている。 「いいですよ。」…男性。 「すみません。」…女性。 女性はソソクサと走り去って行った。 「水が出ないのかなあ?」 「えー、かわいそう、さっきの人。」 相方がトイレを済ますまですぐそばで待っていた。 出て来た相方、「Lynnは行かなくてよかったよ。溢れていた。」 8月25日に花火大会を開催した街の市長さん、来年は、もっと水を用意してね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月28日 16時38分17秒
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