合同の住宅展示場
住宅を新築する人にとっては、この住宅有力会社の合同出品展示場は非常に参考になる施設である。立地の良いところでは、土日の休日には家族連れで見学し、建築の腹をきめる方が多いと思われる。この展示場は場所によって、5年ごとに各社が一斉に現況の建物を取り壊し建て替えて、最新式のモデルにしてまたそこでオープンする。各社とも新製品を発表するチヤンスをねらっているのだろうが、建てる立場の人はこの建物が経年して古くなった場合、通常の手入れをしていたときにどんなに変化していくのかも見たい。いま200年住宅といわれているが、実際に200年を経過した住宅など見ることができないので、少なくとも10,20,30年と経年した時点で、モデルハウスはどのように朽ちて変化して行くのかを見たい。参考のために県内に1か所ぐらいは、このような施設を残してもらいたい。そうでないと200年住宅といわれても実感ができない。