昔の大阪に復興してほしい。
最近の大阪は橋下知事の倒産発言や、堺屋太一氏の現在の大阪は「昭和20年の終戦前夜のような状態、にもかかわらず、行政に危機意識が全くない」と指摘されている。また他の大阪出身の学者には「大阪よ、なんとか立ち直れ」と同情文ような評論を浴びている。大阪を故郷にするものにとっては、同情やこのような批判を受けるようでは誠に情けない。大阪にあった本社機能を、大手の会社は東京へ拠点を移し、産業の立地まで東京へ吸い取られるように失って行く姿は、昔の大阪を知るものにとってはさびしい限りだ。東京のように、憎まれるぐらいにならないと発展はない。京都や神戸など発展性のある良好な都市と隣接し、関西では中核となるべき商都大阪に危機意識がなく、衰退して行く姿を一日も早く府民が認識して、昔の大阪に復興してもらいたい。