マンションを購入して、まず初めに欲しかったものは、大型の薄型テレビでした。薄型テレビといっても、プロジェクション、液晶、プラズマとあり、それぞれに一長一短がありまして、購入にはかなり悩みました。まあ、結局、写真画質をまともに再生できるパネルを探しまして、プラズマを購入いたしました。まず、見た目の色合い。出来る限り自然に近い色合いが表現できるもの。コントラスト比が高く高精細ブラウン管で見るような立体感があること。色の階調表現が滑らかで、赤いドレスの女性の服装がきちんと表現できるもの。その結果、まあまあ合格点をあげてもいいかなあ、というのが一台見つかりました。パイオニアの
PDP-507HXです。液晶テレビは大型パネルになると、いくらフルHD対応といえども、色の階調が単調で、データスペックがいくらよくても立体感が感じられる製品があまりありませんでした。東芝の液晶が健闘しているなあとは思いましたが、プラズマの立体感にはかないませんでしたので・・・。また、実質消費電力も実験では、プラズマが低い例も散見されましたので、プラズマを選ぶのには躊躇しませんでした。とは言え、プラズマにも短所があります。よく言われる画面の写り込みですが、全く気にする必要はありません。よほどの光源が直接視聴位置に入らなければ問題なしです。実質消費電力もフルHD対応パネルでなければ液晶とほとんど変わりません。何が短所かといえば、日中、日差しが部屋に強く入ると、画面が暗く感じることです。こればかりは、液晶に軍配が上がります。ですから、日当たりのいい部屋で、日中テレビを見る機会が多い方は液晶をお薦めいたします。
来年は本命のSEDパネルが東芝とキヤノンから発売され注目を今から集めていますが。なにしろ専門家が見ても「オオ!」とうなり声を発してしまう程、コントラスト比、明るさがあるらしいですので。期待大ですね。