ちょこっと薬膳　

漢方の勉強をするようになって、証のことを少しずつ理解出来るようになってきて思ったのが、家族は食事によって同じような体質になりやすいのではないか、ということ。


もちろん食べ物の好き嫌いや生活習慣が違ったりもするので一概に同じとは言えないのだけれども、朝晩と同じ食事を摂っていて、食の好みも似ていたら似たような体質になってくるのではないかな、と。


というのも、私は中肉中背、ダンナさんは太っているという見た目の違いはあるけれど、二人とも肝と腎が弱い体質というのが分かってから、原因は食生活にあるのではないかと思うようになったんです。


思い起こしてみれば、我が家の食事って今まで肝や腎を補う食材を使うことが少なかったんですね。

どちらかというとダンナさんが好き嫌いがある方で、肝や腎を補うような食材（豆類、青菜、えびやイカ、やまいもなど）が余り好きではないために料理に使わなかったのもあるし、私も手間がかかるものはどうしても敬遠して使わなかったりという事が原因のような気がします。


食材の効能がわかるようになって、今まで敬遠していた食材も料理に取り入れるように心掛けていますが、問題はダンナさんが嫌いな食材を出来るだけ使わずに肝や腎を補うものを考えないといけない事。


特にダンナさんは仕事の時間も長くてストレスも溜まりがちだから、薬膳効果を感じてもらえるようにもっと料理も勉強も頑張らなきゃです

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