|
テーマ:山野草・高山植物(1398)
カテゴリ:高山植物と木
秋の七草の始まりは、万葉集の中にある山上憶良の「秋の野の花を詠める歌」だといわれています。
憶良はまず「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」と詠み、その七種を「萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花」と詠んでいます。 この時代の朝顔とは桔梗の事です。 キキョウ:桔梗 キキョウ科 万葉集に登場する「朝顔」です。美濃の土岐氏の紋所で、一族である明智光秀も桔梗紋でした。現在、土岐市の市の花です。 ![]() カワラナデシコ:河原撫子 ナデシコ科 花弁の先が裂けて細かく、優雅なナデシコです。 ![]() マツムシソウ:松虫草 マツムシソウ科 松虫とは仏具の鉦のこと。花の散った後が松虫に似ているところから付いた名前です。 ![]() ヤナギラン:柳蘭 アカバナ科 北半球に広く分布し、夏の草原に大群落をつくります。 ![]() ナンバンハコベ:南蛮繁縷 ナデシコ科 南蛮と付いていますが、在来種です。 ![]() ツノハシバミ:角榛 カバノキ科 実の先端がクチバシのように細く独特な形をしています。 ![]() オオカメノキ:大亀の木 ガマズミ科 葉が亀の甲羅に似ています。虫に食われることが多いので、ムシカリの別名もあります。 ![]() サラシナショウマ:晒菜升麻 キンポウゲ科 若葉を茹で、アク抜きのため水にさらし(晒し)てから食べることからきた名です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.19 06:00:07
コメント(0) | コメントを書く
[高山植物と木] カテゴリの最新記事
|