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カテゴリ:静岡の山
伊豆半島は昔、太平洋上の火山島でした。
沼津アルプスは、伊豆が本州に衝突した後の地殻変動で隆起した山地です。 中弛(なかだるみ・182ⅿ) 市街地の山だけあって一旦、車道へ出るシーンもあります。 タイサンボク: モクレン科 泰山木は当て字で、元々は大きな盃を表す名前です。 香貫山山頂193ⅿ ナツミカン:夏蜜柑 ミカン科 別名でナツダイダイ(夏代々)、ナツカン(夏柑)ともよばれます。 香貫山からの沼津アルプス:市街地に隣接した小山で、千本松原や大瀬崎などとともに沼津市のシンボルとして市民に親しまれています。 テイカカズラ:定家葛 キョウチクトウ科 謡曲「定家葛(ていかかづら)」に因んだ名です。 【定家葛】京都を旅していた僧侶が雨宿りに駆け込んだ家は、その昔「藤原定家」が建てた家でした。 現われた女性が、僧侶を葛のからんだ墓に案内し、こう語りました。 【藤原定家は式子内親王(後白河法皇の第三皇女)を慕い続け、内親王が亡くなった後も、思い続ける気持ちが葛となって墓にからみついてしまった。内親王の霊は葛が墓石にからんで苦しがっているらしい】 僧侶はそれを聞いて墓の前で読経しました。 実はその女性は式子内親王本人の「霊」で、喜んで成仏し、後にこの葛は「定家葛」と呼ばれるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.25 06:00:13
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