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カテゴリ:山梨の山
三方分山(さんぽうぶんざん・1,422m)は、富士五湖の1つ精進湖の北にある山です。
まるで山を三等分するかのように、山頂から均等に三方向に向かって大きな尾根が張り出し、かつては八坂、精進、古関の三村の境界線になっていました。 たことから、この山名になったと言われています。 山の形はそのままに人里の名は変わり、現在は身延町・富士河口湖町・甲府市にまたがっています。 本栖湖からの水無月の富士 ![]() 精進湖からの水無月の富士 ![]() 初夏の精進湖 ![]() クワノミ:桑の実 クワ科 かつて養蚕が盛んだった頃の名残で、各地に桑が残っています。 桑は葉っぱを収穫する養蚕用の「ヤマグワ」と、果実の収穫が目的の「西洋桑」に大別されます。昔懐かしい果実です。 ![]() 旧中道往還:甲斐と駿河を結ぶ河内路と若彦路の中間に位置することから「中道」往還と呼ばれ、地区名の由来にもなっています。精進湖から女坂を登ります。 ![]() 精進湖北岸の諏訪神社:精進地区の氏神として古くから信仰を集めてきました。天保14年(1843)に再建された本殿には多彩な装飾彫刻が施されています。 ![]() 精進の大杉(国の天然記念物):樹齢約1200年。目どおりの周囲約10m、高さ約40mで県下一の大きさを誇ります。別名「千年杉」ともいわれ、ご神木として崇められています。 ![]() 旧渡辺家住宅:阿難坂(女坂)と呼ばれる峠の南に位置し、交通の中継地点として宿場や商店の建ち並ぶ地域にあります。中世に武田氏に仕えた九一色衆に属し、諸商売役免許を与えられ、武田氏滅亡後もその特権は甲斐の領主らによって継承されました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.11 06:00:15
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