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2007年10月13日
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カテゴリ:高橋 華代子
こんにちは!高橋華代子です。今日は能力試験のお話しをしたいと思います。


 地方競馬では、デビューする前のお馬さんたちは、能力試験というものを必ず受けなくてはいけません。ゲートの中でちゃんとおとなしくしているか、基準タイムで走ることができるかなどなど、いろんな項目をチェックされます。そして、それに合格したお馬さんたちが、デビューする切符を得ることができる非常に大事な試験なんです。

 特に、ゲート内での静止は大変。ゲートの中は本当に狭い空間なので、根本は臆病なお馬さんたちは、その中で30秒(南関東の場合のゲート内での静止時間)じっとしているのは、本当に大変なことなんです。この時ばかりは、競馬関係者たちもスタンドで観戦しているんですが、「長いなぁ」という言葉をもらしながら見守っています。耐えられなくて暴れちゃったり、ゲートそのものに入らなかったりすると、試験で走ることも許されないので、一頭トボトボお帰りになる姿もたまに見かけます。競走馬として生まれた以上、デビューしてレースで走ることがお仕事。でも、この試験に合格しなくてはデビューすることができない。もうちょっとのところまできているのに、トボトボ帰る姿を見るのは、せつない瞬間でもあります。

 ただ、試験に不合格だったお馬さんは、また次の試験に合格することを目指します(試験は、その競馬場によって定められた日で行います(南関東の場合は、だいたい月1回か2回くらいです)。よく競馬関係者の中には、所属馬が合格すると「これで競走馬になったぁ~」と喜び方もいます。

 ちなみに、試験で1着になったからと言っても、賞金が発生する訳ではありません。言葉はあまりよくないかもしれませんが、とにかく合格すればいいんです。だから、実戦さながらのこの試験のうちに、わざと番手で砂をかぶせたり、試験の走りでクセを見抜いて、本番のレースでは馬具を工夫したり、いろいろこれからを図る意味ではいい機会になっています。

 

 私がこれまで見てきた試験で、一番衝撃を受けたのは、後の鎌倉記念を勝つことになるエスプリフェザントの走りでした。先ほども書いたように、試験は別に何馬身もぶっち切る必要はないし、1着になる大切さもないんですが、ポーンと弾丸のようにスタートを切ったエスプリフェザントは、そのまま他馬が止まって見えるかのようにぴゅ~んと突き放していって、何十馬身も離して、楽々ゴール。川崎の競馬関係者はいつも試験を見ながら、天真爛漫な歓声を上げているんですが(笑)、この時ばかりはさらに大絶叫で、たまげた表情でで見ていたことがいまだに思い出されます。能力試験から片鱗をのぞかせている子もいるし、中にはこの能力試験を境にガラッと変わる子もいるから、面白い部分です。



 
 さて。10月11日には船橋で能力試験が行われました。船橋と言えば、はえぬきの重賞ウイナーたちをたくさん送り出している競馬場です。アジュディミツオーも、ナイキアディライトも、シーチャリオットも、フリオーソも、チャームアスリープも、全てはこの能力試験から始まりました。


 今回も楽しみな面々が揃っていましたよ。その中で気になったお馬さんを紹介していきますね。


            ジルストラーダ


 ↑岡林光浩厩舎のジルストラーダという男の子(父コロナドズクエスト)。以前から大物と噂されていたお馬さんでしたが、この日もいい動きをしていました。1頭だけ大外を走っていたのも、期待の表れでしょう。この日の一番時計ではありませんでしたが、内容はピカイチ。騎乗していた左海誠二騎手は「将来性は2、3戦していかないとわからないけど、モノは違うよ!」と言っていました。左海騎手は今年、たくさんの頼もしい2歳馬たちとコンビを組んでいるんですが、能力の高さはその中に入ってもトップクラスのようですよぉ。




            オウシュウドラゴン


 ↑ 川島正行厩舎のオウシュウドラゴンという男の子。2歳能力組の中では、512キロと一番の巨漢だったんですが、普段から貫禄十分なんですよ。2歳には思わずに、古馬?って言いたくなる落ち着きよう。お顔の長さもチャームポイントです!豪快な走りが楽しみ。




            ミタラシダンゴ


 ↑ 一番小ちゃな子(399キロ)が、林正人厩舎のミタラシダンゴという女の子。名前がプリティ過ぎるんですが(苦笑)。林調教師のお話しでは、オーナーさんが名前を考えている時に、ミタラシダンゴが食べたかったと。みんなを癒してあげられる馬になってくれればということで、ミタラシダンゴと名づけられたそうです。普段からとてもかわいくて扱いやすい子だそうです。体は小さいけれど、カイバはバリバリ食べていようですよ。この日もかなりいい動きをしていたんですが、常に一生懸命走るタイプだそうです。「1勝目指して頑張りたい」と林調教師。ちなみに、レースの時はミタラシダンゴにあやかったメンコを作成予定だそうです。その辺りにも、ご注目を!!



       

            ナイキチャーミング


↑ 「アディ子」とか「アディ美」とか呼ばれてきましたが、今はナイキチャーミングという立派な名前がつけられました。そう、ナイキアディライトの全妹にあたります。ど派手な装いは、10月1日から開業したばかりの川島正行調教師の息子さん・川島正一調教師の厩舎カラーですね。チャーミングは、顔つきや性格などは兄そっくりです。ただ、兄より人懐っこいかわいさがあります(苦笑)。まだちょっと臆病な部分がありますが、この試験がいい経験になって、自慢のスピードを本番で醸し出して欲しいです。この日は最後の直線で、ミタラシダンゴと併せ馬状態になったんですが、ミタラシダンゴが隣にピタッとつけたので、少々ビビッてしまったそうです。ミタラシダンゴ・・・


 
 この日の試験結果はこちら。今日は能力試験にしぼってお伝えしましたが、調教試験というのもあるんです。このお話しは、また改めて!!







最終更新日  2007年10月14日 00時02分17秒
[高橋 華代子] カテゴリの最新記事

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