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カテゴリ:古谷 剛彦
月曜は浦河のBTCで、28日に中山競馬場で行われる「ブリーズアップセール」などに上場される予定馬56頭の展示会が行われました。あいにくの天候となり、途中からカッパも用意される状況でしたが、日高育成牧場で調教されている馬たちを、約180人の購買関係者が熱心に馬を見つめていました。
(10日の大井で準重賞を制したチェレブラーレの下、父はアドマイヤコジーン) (バックストレッチの風景) (昼前後に行われた調教供覧の模様) 詳細なレポートなどは、馬市ドットコムも参考になさって下さい。 さて、火曜は札幌に戻ったんですが、夜は時間ができたので近場のAiba江別へ。結構人が入っていました。ここと札幌駅前、千歳、苫小牧、函館港町は安定した売り上げを誇っていますが、江別はジワジワと定着してきていますね。 水曜は午前中に社台ファームに伺い、ホッカイドウ競馬でデビューする馬たちを拝見させて頂きました。社台ファームの調教風景などは、以前奥村さんのブログの中で紹介されていますよね。先週ゲート練習を受けた4頭はその後も順調で、トーセンジョウオーの全弟・バルディッシュは大分スカッとした印象を受けました。4頭とも、来週の能力検査を受ける予定です。 秘密兵器のレベルエックス(父アグネスワールド、母マイエンジェル)は、この日の坂路での調教でも動きは抜群でしたが、秘密兵器なので文章にとどめておきます その後門別へ行き、能検を見ましたが、この日は4鞍しかなく、先週までと比べて時計が掛かっていました。んで、木曜の能検は11R(2歳8鞍、古馬3鞍)が組まれ、いつも通り51秒前後の時計で、水準以上の馬もいました。 上の写真は、1Rで50秒6の好時計で楽々1位入線したカタセテホシノ。新種牡馬スターリングローズの牝馬ですが、競馬中継を見て馬名を決めたというのは、ウソのようなホントの話。スピードは非凡なので、応援してもらえるような馬に育っていくといいな、と原師は話していましたよ あと、社台ファームの外厩馬で、牝馬のネオヴェリーベリーとエイブルインレースはどちらも馬なりで楽々1位入線。ネオはホワイトマズル産駒ですが、3コーナーで少し不利もあったりして前半の流れが遅くなったこともあり、52秒2と時計は平凡ですが、動きは抜群。フジキセキ産駒のエイブルは、直線で少し気合をつけられると鋭く反応、51秒1ですが距離が延びて良いタイプだけに、この距離での動きとしては文句なしです。そして、古馬の方は…、 上の写真は、大物・マチカネキララです!1000mの能検に出てきましたが、馬場の真ん中を全くの馬なりで1分02秒9。2位入線でしたが、内ラチ沿いを一杯に追ってきた馬が先着しているので、動きは文句ありません。赤レンガ記念で始動する予定ですが、非常に楽しみですね! さて、来週のTCKでは、いよいよ羽田盃が行われます。先日のクラウンCもホッカイドウ競馬出身のモエレラッキーが快勝しましたが、羽田盃の主役はもちろんディラクエ。社台ファームで東礼治郎調教主任と話をした中で、今年の2歳勢が順調に乗り込んでいる時に 「ディラクエは、生まれが遅かったこともあるけど、今頃はあまり乗り込めなかったからね。旭川よりは広くて、牧場から近い門別の方でデビューさせたかったから、急仕上げでフレッシュに臨んで勝ったんだから、やっぱり能力が違ったってことなんだよなぁ」 とデビューの頃を振り返っていました。京浜盃前は山元トレセンでビシビシ追い、初めてと言えるぐらいビシッと調教されての強さ。本番でどんな競馬を見せてくれるか、いまからワクワクしますが、もちろんその他もディラクエの強さは認めても、虎視眈々と狙っている馬たちも順調です。クラシックは、中央・地方関係なく、やはり緊張感があります。週末の皐月賞、そして羽田盃と楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月19日 07時34分48秒
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