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カテゴリ:竹之上 次男
2月22日に園田競馬場で行われた『ゴールデンジョッキーカップ(以下GJC)』は、高知から初参戦の中西達也騎手が総合優勝を果たし、高知競馬からの参戦では初の栄誉となりました。
総合成績はコチラ(園田競馬HP) レース自体はとても素晴らしく、見どころたっぷりだったんですが、運営面で様々な課題を残す結果となりました。 騎手紹介時の段取りの悪さ、レース間隔の短さ。 表彰式での段取りの悪さ。 ふたつの得点ポイントが存在してしまったこと。 告知の薄さ。 など、ファンの皆さんや参加騎手たちにもご迷惑をかける結果となりました。 また、ぼくとしても白熱したレースを巧く実況で表現できなかったこともあり、反省しきりです。 とくに2レース目の『エキサイティングジョッキー賞』で、1番人気に支持されたシルクダイドウが、最後のゴール前で馬群を捌いて突き抜けたのを、しっかり伝えられていません。 この馬の能力はC2クラスなら抜けた存在(たぶんB1ぐらいまでは余裕で通用するぐらい)で、断然強いと確信していました。 その馬が4コーナーで前がつかえてしまうという状況を口にして布石を打っているにもかかわらず、最後の詰めを欠いてしまいました。 つまり、一瞬でもシルクダイドウを見切ってしまっているのです。 下手です。もっと精進します。 とにかく、色んな反省点を突き付けられた今年の『GJC』ですが、次回は第20回の記念大会となるわけです。 兵庫県競馬組合がは盛り上げていかなければなりません! そういう気持ちにならないとウソです! そしてファンや参加騎手に盛り上がってもらわなければなりません! 今度はご期待に添えるようなものにしなければなりません! 次はご期待ください! そんな反省ばかりの今年の『GJC』でした…。 暗いことばかりではあきませんので、当日取材に来てくれていた井上オークスさんが撮影した写真を掲載しておきます。 当日の来られなかったファンの方も、雰囲気を少しでも味わってください。 とにかく良いお天気でした。 暖かく過ごしやすく、ファンの皆さまも気分良くレース観戦できたのではないでしょうか。 総合優勝の中西達也騎手。 初参戦での優勝は6人目となりました。 高知勢は3回目の参戦での初優勝ということになります。 ご覧のような甘いマスクから、高知の福山雅治と異名をとるとのこと。 うん、どことなく似とるぜよ。 騎手紹介で、吉田さんから「さすらいの○○ネタジョッキー」と言われた内田利雄騎手。 第3戦目の『チャンピオンジョッキー賞』でのお立ち台で、改めて言われても意に介さず笑顔満開! おもろい人ですわ。 もうあした韓国に帰るんですよねと聞くと。 「いえ、韓国に行くんです」 そうそう、あくまで主戦場は日本です。 「ちゃばちゃん(茶畑騎手)がいなくて寂しいねぇ」 と現在療養中の期間限定兄弟子を気遣う優しい内田さんでした。 また園田にも期間限定騎乗で来てくださいね。 3位の山口勲騎手は、職員に3位だと告げられて、 「えっ?おれ?違うでしょ?」 ポイント表を見せられて納得するも、 「(3戦目が)着外だったから表彰なんて思ってなかった。乗る前から印のない馬ばっかりだったから、きょうは(表彰台は)ないだろなと思ってたからね」 だから腕ですよ、山口騎手! さすが地方最多勝騎手です。 JRA勢は揃って10位以下と引き立て役に回ってしまいました。 2戦を終えて最下位の12位にいた岩田騎手が 「おれ何位?」 って聞いてきたのでビックリ! いや、あんた最終戦しんがり負けやったやろ! おまけは渡瀬騎手。 韓国競馬の先輩でもある、内田利雄騎手を心から尊敬しています。 少しでも近付いていってほしいですね。 最後に写真提供してくれた井上オークス嬢。 いつも高知土産をありがとう! あんまり美味しいもの持って来ないでくれる? 肥えてまうやろ! 〓Weeklyトピックス〓 ★『クリック!地方ケイバ』にあの人が!? 以前に小谷騎手が登場したことをお伝えしましたが、今回は『競馬場攻略作戦』のコーナーで、園田の記者が登場です! 競馬キンキの北防敦記者と、大阪スポーツの瀬藤治人記者の登場です。 それぞれの予想スタイルや、攻略法を伝授してくれています。 意外にも、意見の違いが見られます。 でも、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているというものではありません。 “競馬を成立させるのは意見の相違”といわれるように、やはりどちらも正しいのです。 理論派ならではの鋭い分析力を発揮する瀬藤さん。 ところどころ、自虐ネタを取り入れている北防さん。 おふたりは場内のパドック解説でも活躍されています。 水曜日の後半担当が北防さんで、木曜日の後半担当が瀬藤さんです。 進行しているぼくにとっては、どちらも頼りがいのある解説者です。 対照的なキャラクターのお二人ですが、どんな質問にも応えてくれる懐の深さは共通するところ。 園田競馬に欠かせない記者の代表的な人たちです。 是非ご覧くださいね。 ★新人記者登場! 昨年の4月から全レースのパドック解説を行うようになりました。 現在は競馬キンキの記者5人(野田さん、北防さん、中司さん、伊藤さん、宮垣さん)に瀬藤さんと日刊スポーツの池永さんという陣容です。 そこへ、新しく記者が加わることとなりました。 競馬キンキの川口将平(かわぐちしょうへい)記者です。 2009年9月5日付ブログで一度ご紹介していますが、このときは人生初のビアガーデンで、見知らぬサラリーマンに人生とはかくあるべきと説かれていました。 そんな彼が、そのときのありがたい教えを守ってか、立派に成長。 2月22日の『GJC』当日に解説者デビューしました。 26歳と最年少ながらも、その口調は落ち着き払っていて、昨春にデビューした先輩たちよりも堂々としているように見えます。 「手に汗かきまくって緊張しっぱなしでした」 と実のところはガチガチだったのですが、解説ではボキャブラリーも豊富で、ひょっとして化けるかもしれんと思わせるものでした。 まだレギュラー参加ではありませんので、次の解説は未定ですが、祝日開催となる3月21日(祝月)は出演するかも知れませんので、どうぞご注目ください。 〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓 開催日の夜に放映されている『園田競馬ダイジェスト』が、放送時間(5分)はそのままに、3月1日からは後半の3つのレース映像を流すことになりました。 少しだけファンの皆さんのご要望に応えられたかたちです。 夜11:30からの『園田競馬場ダイジェスト』を、どうぞご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月26日 16時49分00秒
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