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2012年10月20日
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カテゴリ:竹之上 次男
 土曜日は園田競馬実況の竹之上次男が担当しています。

 きのうの『そのきんナイター』はアツかった!

 レースが非常にアツかったのです。

 下原騎手が7、8、9レースをいずれも逃げ切りで3連勝。

 メインレースも意表を突く逃げで、そのまま逃げ切り。一日4勝の固め勝ちです!

 それよりも、アツかったのが最終レース。

 まさかとは思ったのですが、ここでも下原騎手がマイネルジョイフル(5番人気)に騎乗して、大外枠から果敢に逃げの手に打って出るのです。

 そうなると他の騎手たちは平静ではいられません。

 中でも木村騎手の心中は穏やかではなかったでしょう。

 この日の木村騎手は、第1レースこそ人気に応えて勝利したものの、その後は人気を集めながら惜敗続き。

 メインでも断然人気のエーシンリジルに騎乗して、下原騎手の逃げ切りに屈していました。

 最終レースに騎乗したエーシンドクトルも単勝1.8倍という断然の1番人気。

 何がなんでも負けられないという気持ちが前面に表れていました。

 すんなり逃がしては、またも逃げ切りを許してしまう。なので早め、早めに前を捉えに行く作戦に出る木村騎手。

 そんなつばぜり合いを、後ろでジッと見つめていたのが、アルビジン(3番人気)に騎乗する田中騎手でした。

 10月に入って、遂に木村騎手からリーディングを奪った絶好調の田中騎手は、闇夜に紛れて、音も立てずに迫って来ます。

 この日何度も苦しめられた下原騎手を必死に捉えに行き、ようやく捉えきった木村騎手。

 しかし、外から一瞬速く田中騎手のアルビジンが勝利をさらっていったのです。

 このレースだけを見れば、よくある展開のレースなのかも知れません。

 ただ、この日のそれまでの経緯があってこその最終レース。

 いわば、この日の集大成のようなレースだったわけです。

 なので、きのう一日(少なくとも後半7レース以降)園田競馬をご覧いただいていたファンの方なら、勝っても負けても堪能できた最終レースだったのではないでしょうか。

 やはり競馬は連続性、継続性があって楽しめるもの。もちろん単一のレースでも楽しめるものですが、それまでの経緯を含めて見ると、そこに厚みが増してきます。

 手前味噌ですが、園田のレースは本当にアツいレースが展開されています。

 なのに、まだまだ知名度が低い…。だからぼくも頑張ろうと思う。

〓Weeklyトピックス〓

★認定勝ち馬紹介

10月11日第7レースアッパートライ(兵庫デビュー馬限定)

・ライキピア

牡2 森澤厩舎 川原騎手

戦績:1-3-0-1

父メイショウボーラ―

母ラッキーシーズ

母父カコイーシーズ

兄妹馬
ラッキーガーデン 39戦6勝(現役B1クラス)
ビクトリアガーデン 16戦3勝(現役B1クラス)など

 父の憲一郎師(引退)から受け継ぐ厩舎ゆかりの血統で、待望の牡馬。スタートは気合いを付けて3番手のインコースを進み、向正面で外に持ち出し追い出すとグングン前との差を詰め、4コーナーでの勢いは、すでに勝利を確信させる脚色。鮮やかに差し切って、惜敗続きにピリオドの初勝利。それがさらに嬉しい認定勝ちとなったのです。勝ち時計の1分31秒7は、翌日の混合認定レースより0.7秒速い優秀なもの。

 森澤師のコメント

 「ひとつひとつ課題をクリアして、順調に成長していると思います。時計も優秀だと思いますので、これからが楽しみ。ただ、疲れをまったく残さなかったとは言えないので『兵庫若駒賞』は回避します。距離が延びた方がいいタイプなので、暮れの『園田ジュニアカップ』を目標に仕上げていきます」

 川原騎手のコメント

 「賢い馬やね。3コーナーで前が壁になったので、外の馬を先に行かせてから、こちらがアクションを起こすとすぐに反応してくれたしね。まだ足りない部分はあるけど、『園田ジュニアカップ』でいい結果が出るように成長してもらいたいですね」

★10月24日は『兵庫若駒賞』

 来週の水曜日は、2歳重賞『兵庫若駒賞』が行われます。

 認定レースを2勝しているエーシンクリアー(牡2・橋本忠厩舎)が中心になりそうです。

 トロイビーン、イチノバースト、リュウノタケシツウ、オレタチセッカチなどが逆転を狙って出走してきます。

 認定レースが1着賞金250万円。そして、この『兵庫若駒賞』も250万円の1着賞金。

 ちょっと色を付けてもらわないと、重賞の意味がまったくないですね。

★大日本プロレスイベント決定!

 10月26日そのきんナイター当日、準メインレースは『第4回大日本プロレスカップ』。このレースの開催を記念して、8レース終了後イベントステージで大日本プロレスのトップレスラー関本大介選手をお招きしてのトークショーを行います。どうぞご来場ください。

 表彰式のプレゼンターも務められますので、ご注目ください。

 「おれ、何にも喋れないっすよ!」と関係者に戸惑いを見せたという関本選手。どんなトークになるのかご注目です。

 ぼくのサジ加減ひとつでもあったりして♪

★カツマルくん初来園!

 今年の『JBC』は川崎競馬場で開催。そのちょうど10日前になる10月26日のメインレースは『JBCカウントダウン10賞』という名称に。

 カツマルくんがプレゼンターとして登場しますので、どうぞご注目ください。

 せやけど、わざわざ来てくれんでも、こっちから『JBC』当日に行きますのにぃ!

 とにかく、来週のそのきんナイターは盛り上がりますよ♪

〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓◇〓

 週刊朝日の記事が世間を騒がせています。

 各メディアが“言論の自由”を盾に、なんでもかんでも表現すればいいかというと、絶対にそんなことはありません。

 「一億総ジャーナリスト」と言われるくらいメディアの発達があり、いたるところで誰でも簡単に発言、表現ができる時代です。

 そんな中、報道機関は、そのお手本となって欲しいものです。


 『無冠の帝王』とは、元々新聞記者に付けられた異名だと聞きます。


 その存在は、世間から賞賛を受けることはなくても権力、圧力に屈することのない精神を持ち、ときに一国を揺るがすほどの影響力を有する。

 ぼくはそんなイメージを抱いていました。

 そこにはプライドが感じられましたし、公平性や正義というものを当然併せ持つものだとも思っていました。

 新聞記者を代表に、各報道機関、ジャーナリストの方々も、『無冠の帝王』という自負を捨てないでもらいたいと思います。

 ぼくも競馬実況という表現者の端くれで仕事をさせていただいている以上、常に表現していいことと悪いことを考えさせられます。

 しかも、顔をさらし、実名で仕事をしているわけですからなおさら気を遣うべきです。

 匿名ならば何でも言っていいと言ってるわけではありません。

 実名で表現するということは、それに責任を持つということです。

 責任を持たずして、ぼくは表現する気にはなれないだけです。


 新聞で読んだ記事に、シリアで凶弾に倒れたジャーナリストの山本美香さんの心打たれる言葉がありました。

 早稲田大学の学生に向けて言われた言葉だったそうです。

 「社会にはさまざまな考え、職業、立場の人がいます。メディアの世界に身を置くと、力を持っていると勘違いしてしまうことがあります。高みから物事を見るのではなく、思いやりのある、優しい人になってください」





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最終更新日  2012年10月20日 21時15分46秒
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