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2012年12月28日
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カテゴリ:古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 中央競馬は24日で全日程を終了。有馬記念はゴール前で手に汗握る大接戦でしたが、ゴールドシップが大外から強襲し、今年3つ目のG1制覇を飾りました。今年1年、ゴールドシップが出走した全てのレースに◎を打ち、最後も飾ってくれたことは、個人的にも嬉しく思いましたし、

「中山内回りはステイゴールド産駒にとって最も活躍するステージ」

と言った話を「KEIBAコンシェルジュ」で常々話していたことの集大成として、オーシャンブルーに▲としたことも含め、上手くいった有馬記念でした。

 ゴールドシップは、母のポイントフラッグの気性が3歳の夏を越して一気に神経質になり、レースで結果も出なくなってしまった、という話を生産者の出口さんにお伺いしたことがありました。その血を引き継ぐゴールドシップも、夏を越しての走りがポイントだと感じていたそうで、神戸新聞杯のレース振りを見てこの馬は大丈夫だ、と思ったそうです。その後の菊花賞、有馬記念は春以上に進化を遂げたゴールドシップの走りだっとと思いますし、来年は同配合の大先輩・オルフェーヴルとの対戦で、日本の競馬を盛り上げて欲しいと思います。

 有馬記念は終わっても、地方競馬は大一番が残っています。26日は園田競馬場で「兵庫ゴールドトロフィー」が行われ、日帰りで行ってきました。3月の地方競馬教養センターでインタビューした鴨宮騎手と久々にお会いしましたあ、相変わらず明るく、元気でした。

鴨宮祥行.jpg
(卒業前の鴨宮騎手)

「阿部(龍)には負けていますが、僕も頑張っていますよ!」

と言っていましたが、確かに阿部龍騎手は、ホッカイドウ競馬の過去を見ても凄い活躍でしたし、それとの比較ではどうしても見劣ってしまいますが、鴨宮騎手も激戦区の兵庫で22勝を挙げている点から、来年以降が非常に楽しみです。

 そして兵庫ゴールドトロフィー。JRA勢が相当な酷量を背負わされているので、地方馬たちにもチャンスは十分あったと思いますが、ティアップワイルドが押し出されるようにハナへ行き、思ったよりもペースが落ち着きました。勝負所からオオエライジンが上がって行く時、場内も沸きましたが、最後の直線で昨年同様フラフラし、その分ダイショウジェットの追い込みに屈して3着に。ティアップワイルドがそのまま逃げ切り、待望の重賞初制覇を飾りました。

 それから、高知のコスモワッチミーはオオエライジンに迫る4着。2番手追走から一旦下がりかけましたが、再び内から盛り返してきてのレース振りに、

「前に馬を置いた方が根性を見せるタイプなので、2番手は予定通り。51キロだけに色気もありましたが、輸送でイレ込みがきつかった中ではよく頑張ってくれたと思います」

と赤岡騎手も、悔しそうな表情を浮かべながらも納得のレースができたようです。

 12月のダートグレードは、クイーン賞のアドマイヤインディの3着や総の国オープンのタンゴノセックの勝利など、高知勢が各地で活躍を収めています。コスモワッチミーも、3月の黒船賞が地元での1戦だけに、より期待も膨らみます。その高知は、大晦日の31日に「高知県知事賞」が7Rに組まれており、グランシュヴァリエが登場します。ぜひともご注目頂きたいと思います。

 そして、何と言っても29日は「東京大賞典」が行われます。フリオーソ、ボンネビルレコードのJpn1馬たちがラストランを迎え、最終レース終了後には2頭の引退セレモニーが、本馬場及びゴール前賞典台で実施されます。

 そのフリオーソ、25日に船橋競馬場で最終追い切りが行われましたが、午前10時20分頃に佐藤裕太騎手を背に馬場へ。単走で5Fから時計となり、道中は飛ばしていく形だったので最後の1Fは少し要した形となりましたが、自分の採った時計で6Fから

78秒8-62秒1-49秒3-37秒5-12秒6

でした。最後は一杯に追われましたが、

「最後とはいえ悔いの残らない仕上げをしようと、前半からペースアップし、最後は気合をつけてのフィニッシュを、と思い通りの調教ができたと思います。全盛期に比べると、まだ気持ちの面でピリッとしたところが出ていないので、このひと追いで変わってくれればと思います」

と佐藤裕騎手。馬体は1桁の馬体増ぐらいで出走できるのでは、と話していましたが、確かに太め感はそれほどなく、後は久々という面での気持ちの問題ということになるでしょう。

フリオーソ.jpg

「脚元との戦いとなった中、2歳から8歳までの7年間、本当にトップクラスで素晴らしい走りを見せてくれたと思います。私にとっても印象深い1頭になり、最後のレースとなる今回、東京大賞典をラストランと決めてから逆算してきちっと体を造ってきました。改めて、応援して頂いたファンの皆さんに感謝するとともに、最後のフリオーソの走りをぜひ応援して下さい」

と、追い切り後に川島正師は話していました。

 フリオーソにとって、東京大賞典は2度の2着があるものの、タイトルを獲っていないレース。それをラストランに選んできましたが、オグリキャップの時のような感動のラストランがあるのか…。様々な面で、今年の東京大賞典は見逃せないと思います。

 今年の日替わりブログの僕の担当日は、今日が最後です。29日から31日までは、各地で重賞も多く実施されますし、特に岩手競馬では「クライマックス3」の開幕が、グランプリ・桐花賞と必見のレースがあります。年末年始も楽天競馬をよろしくお願いします。

 今年もありがとうございました。来年も地方競馬、そして楽天競馬をよろしくお願いします。





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最終更新日  2012年12月29日 09時51分40秒
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