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カテゴリ:太田 裕士
火曜日担当の太田です。 北海道とは思えない連続猛暑日の帯広。 皆さんニュースなどでご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、 土曜日15日はなんと37.1℃を記録。 観測史上第3位を記録(ちなみに第1位は1924年7月12日に記録した37.8℃)。 人でいうと体温以上、熱があるときの状態ですから たまったものじゃありません。 という私は帯広にいなかったので暑さを回避。 想像を絶する暑さだったのでしょう。 大滝アナを含むスタジオの皆さんはエアコンの調子も悪く バテバテだったようです(汗) 16日(日)は気温も少し落ち着き、久々の雨。 この日のメインは古馬重賞『第25回 北斗賞 BG3』でした。 1番人気は先月旭川記念強烈な追い込みで差し切った王者「オレノココロ」 「オレノココロ」の永遠のライバル「コウシュハウンカイ」が2番人気。 安定感抜群、昨年の覇者「ニュータカラコマ」が3番人気に押されておりました。 雨降りで一時止んだ時間帯もありましたが、 レース前にまた降りだし、小雨発表。 0.6%からスタートした馬場水分も徐々に上がって、 メイン時には2.1%まで水分が含んだ馬場となっておりました。 ここまで馬場が軽くなればハイペース必至。 前半46秒は例年より20秒近く早いペース。 それを引っ張っていたのは「ニュータカラコマ」でした。 常に先手で仕掛けていき、第2障害も先頭でクリア。 差がなく「フジダイビクトリー」「コウシュハウンカイ」と 障害を越えていき、1番人気「オレノココロ」は道中でおかれて 障害は6番手下りてきました。この馬場ですから、前は止まりません。 逃げる「ニュータカラコマ」に最後「コウシュハウンカイ」が差をつめますが、 最後までリードを守って「ニュータカラコマ」が連覇達成となりました。 3着は「フジダイビクトリー」に「センゴクエース」が最後並びましたが、 結果的に「フジダイビクトリー」が3着。 1番人気「オレノココロ」は最後伸びてはいますが、5着という結果。 藤野俊一騎手、尾ケ瀬富雄調教師のコメントはこちら 尾ケ瀬富雄調教師は2004年「キングシャープ」で制した ポプラ賞以来久々の重賞制覇となりました。 レースのポイントは雨でしょう。 やはり馬場が軽くなると「ニュータカラコマ」の先行力、障害力が生きて、 ゴール前の甘さをカバー。「ニュータカラコマ」の良さが光ったレースでした。 それにしても安定感は抜群ですよね。着を外したのは一年半遡り、 2016年1月帯広記念の7着。 その帯広記念以降29戦して馬券圏内を外したのは2戦のみですからね。 馬券検討するうえでは信頼に値する馬です。 これが重賞7勝目。んっ?もっと勝っているように感じました。 常に上位にはいるが重賞を勝つにはやはりそれだけ難しいということでしょう。 2着の「コウシュハウンカイ」も「ニュータカラコマ」同様、 安定感のある馬。今季は5戦して連対100%ですからね。素晴らしい!! 1番人気「オレノココロ」は展開的に厳しい流れでした。 障害を下りてからの強さは皆さんご存知の通り。 しかし、あの馬場では前は止まりませんからね。 道中の遅れから考えると5着という結果はさすがと感じました。 ただ、はやりここのところの暑さには参っていたようです。 次回古馬重賞は8月13日(日)『第29回 ばんえいグランプリ BG1』です。 ちょうど十勝の一大花火大会『勝毎花火大会』と同じ日で、 競馬場からも花火を見ることができます。一石二鳥ですね。 競馬と花火のコラボレーション!ぜひご期待ください。 7月8日の第7レース「センショウニシキ」で 岩本利春調教師1000勝達成セレモニーが行われました。 セレモニーの模様はこちら 騎手時代も2000勝し、伝説のスーパーペガサスにも騎乗。 調教師になってからも2歳時管理していた「ニュータカラコマ」で イレネー記念を制覇。 また、「ホリセンショウ」で帯広記念などタイトルを手にしました。 多くのファン、そして騎手たちの祝福で中、厳かに行われた1000勝セレモニー。今後も岩本厩舎の活躍に期待です。 7月は毎週のようにイベント開催の帯広です。次週こちら↓ 美味しい食べ物はもちろん、子供たちも遊べるコーナー、 抽選会などなど楽しみがいっぱい!! この暑さもひと時。夏を満喫しに帯広競馬場へぜひお越しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月18日 22時32分09秒
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