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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。
先週末から北国は雪に見舞われています。よこてんさんのブログでも書かれていますが、「ダービーグランプリ」当日の水沢競馬場は朝から雪。水沢江刺駅に着いた時、結構な降り方だったので、 「開催、大丈夫かな?」 と心配してしまうほどでした。1Rの時はコース上に雪も若干積もっていた状況でのレースでしたが、その後青空が見られ、回復傾向に進む…かと思いきや、また午後になって雲行きが怪しくなり、「ダービーグランプリ」を迎える頃には、また雪が降り出しました。 (ダービーグランプリが終わった後のコース。積もってきた時でした) レースのことはよこてんさんが書いているので割愛しますが、とにかく無事に開催が終了したことが何よりでした。そして、個人的な話になりますが、愛馬のソーディスイズラヴも「ダービーグランプリ」に出走しました。 (ソーディスイズラヴのパドック) 春に岩手へ移籍したのは、「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」を使うために、1度実戦を叩いておきたいという思いがあり、ローテーション的に芝の「はまなす賞」を使うことになったんですが、まさかそこで差し切りVを飾ったので、三冠+「ひまわり賞」、そして芝の「オパールカップ」を走ることができました。どの地区でも、ダービーに出走することは、馬主にとって夢だと思います。昨年も、カティサンダが「北海優駿」を含むホッカイドウ競馬の三冠に出走することが叶いましたが、今年も思わぬ賞金獲得で岩手競馬の三冠に出走することができました。 「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」はもちろん、由緒ある「不来方賞」、そして全国交流の「ダービーグランプリ」にも出走できるような馬に巡り合えたことは、本当に嬉しく思いました。特に「不来方賞」の時は、日帰りで慌ただしい1日だったとはいえ、父を連れていくことができ、初の盛岡競馬を堪能していたことも、競馬を教えてもらった父への恩返しができたかなと思います。 三冠の結果は6着、6着、10着でしたが、前2戦は5着争いで僅かに及ばなかったもの。健闘と言える内容で、今後は川崎に移籍し、来年はデビューの地であるホッカイドウ競馬で、牝馬重賞を目指すことになると思います。 水沢競馬場には月曜までいて、競馬が終わった後は盛岡に移動。ふじポンが出演しているラジオの収録に参加させて頂き、その流れで盛岡ジョッキーたちと夕食に出たんですが、夜になって雪が強くなり、連日の雪にビックリ(@_@) (火曜の午前6時頃の盛岡駅前。雪は止んでいましたが、これだけ積もっていました) 東京の病院に一旦寄り、その後園田競馬場へ。普通なら寒かったようですが、岩手から移動したことを考えれば、園田競馬場に着いた頃は汗ばむぐらいの状況で、個人的にはちょうど良い気候でした。21日の園田競馬場は「兵庫ジュニアグランプリ」が行われ、友人と共有しているソイカウボーイが出走するので、応援に来ました。 (ソイカウボーイのパドック) 前走の「サッポロクラシックカップ」で差し切り、重賞初制覇を飾りました。重賞を人気を背負って勝ったことで、期待も膨らみましたが、ダートグレードの「兵庫ジュニアグランプリ」でも2番人気に支持されるとは驚きました。昨年のサマーセールで主取となった馬が、ここまで成長したということから、「馬はいつまでも経っても勉強だ」という多くの方々の話を痛感するところです。 1番人気のハヤブサマカオーは、札幌デビューであり、目の前でその強さを見せつけられた馬ですから、到底叶わないという思いはありました。レースでもスンナリ先頭に立ち、スローペースの逃げを打ったハヤブサマカオーが、最後はアスターソードに詰め寄られたものの何とか凌ぎ、3戦3勝で重賞初制覇を飾りました。 ソイカウボーイは、スタートで若干躓き、中団からの競馬となりましたが、向正面で川原騎手が外に切り替え、ロングスパートを利かせて前2頭に迫ったものの、3着が精一杯でした。しかし、地方馬最先着を果たし、内容が良かったことから、「全日本2歳優駿」へ向かうことを決めました。今度はルヴァンスレーヴが出走予定とのことで、さらにJRA勢が強化されますが、Jpn1に出走するような馬に巡り合えることは、そうありません。地方代表として、精一杯頑張って欲しいと思いますし、そこまでの過程でまずは順調に行って欲しいと思います。 その翌日は、「笠松グランプリ」…ではなく、浦和競馬場で「南関競馬マガジン」という、南関東チャンネル(スカパー)のロケがありました。この収録は、年明けの放送ということで、もうこの時期で 「明けましておめでとうございます!」 という挨拶から始まりました(^^; 本当に1年は早いですね…。この番組は、月1回の放送で、南関東競馬の楽しみ方や、芸人やタレントの馬券勝負など、バラエティ色の濃い内容です。その中で、テーマを決めてその楽しみ方を教える役割として、講師役で出演していますが、この日のテーマは「競馬新聞の見方」でした。以前にも同じテーマで放送したことがありましたが、あまりにも喋り足りなかったので、その時の復習も兼ねて改めて競馬ブックを題材として、見方の説明をしていきました。 「競馬新聞を読むのは、推理小説を読んでいくようなもの」 誰かの受け売りでしたが、このような番組を通じて説明していると、まさに色んな答えが出てきてしまい、結果として1つの的中に辿り着くのかが心配にもなっていきます。見方をしっかりつかむことで、より正しい解答へつながることができれば…との思いで話していきましたが、視聴できる方はぜひご覧頂きたいと思います。 (南関競馬マガジンの出演者。左から田中歩さん、本人、瀬戸サオリさん、ハマカーンのお二人) 「浦和記念」にも行き、1週間が競馬三昧でしたが、今日の夕方に札幌に戻ると、やはり雪…。道路もアイスバーンで、かなり慎重な運転でした。もう完全に冬モード、北海道の取材も辛い時期となりました(-_-; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月24日 21時48分21秒
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