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2018年03月02日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。

 今回は、14日のブリーダーズスタリオンステーションと、15日のイーストスタッドの2カ所に加え、12日から20日の平日にオープンハウスという形で実施したダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスの新種牡馬を紹介します。まずは、ブリーダーズSS。この日は展示当初から吹雪いており、コパノリッキーの紹介時は天候に恵まれなかったんですが、展示終了後に改めて登場した時には、大分雪も止みました。


(コパノリッキー、牡8歳、父ゴールドアリュール、母コパノニキータ)

 G1(Jpn1を含む)を11勝し、1200mのJBCスプリントでも2着に好走したダート界のレジェンド。ゴールドアリュール産駒は、スマートファルコン、エスポワールシチーがすでに産駒が活躍している点から、後継種牡馬に厚みが増してきました。ダート種牡馬は、実績の割に種付料がリーズナブルなことから、馬産地で大変人気があります。コパノリッキーは、すでに満口というアナウンスもありましたが、これだけの実績がありながら、種付料が80万円(受胎確認後)という設定なら当然だと思います。

 そして、社台SSからヴィクトワールピサが移動してきました。初年度産駒から、桜花賞馬・ジュエラーを輩出し、その後も重賞ウィナーを送り出しています。ダートも走る点から、馬産地での人気も安定しています。


(ヴィクトワールピサ、牡11歳、父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア)

 この日の昼過ぎに、ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスに移動して、今年から日本で供用されるアメリカンペイトリオットを見てきました。


(アメリカンペイトリオット、牡5歳、父ウォーフロント、母ライフウェルリヴド)

 JBBA静内種馬場に1年リースで繋養されているザファクターと同じ、ウォーフロント産駒。こちらは、芝のG1馬で、ザファクターとは馬体や歩様の雰囲気が違う、完全なターフホースに感じます。近親にシンボリクリスエスや、09年ドバイワールドCなどを制したウェルアームドなどがいて、日本での適応力もあると思います。

 15日は、浦河町のイーストスタッドで種牡馬展示会が行われました。新種牡馬は3頭ですが、ヒストリカルとヒラボクディープの2頭は、イーストスタッドでは初となる、ディープインパクトの後継種牡馬の繋養となります。


(ヒストリカル、牡9歳、父ディープインパクト、母ブリリアントベリー)


(ヒラボクディープ、牡8歳、父ディープインパクト、母キャットアリ)

 2頭ともG1には手が届きませんでしたが、ヒストリカルは毎日杯を、ヒラボクディープは青葉賞を制し、クラシックを賑わしました。長く競走生活を送り、古馬になっても安定した成績を収めている点から、丈夫さと成長力を産駒に伝えたいところです。


(エーシントップ、牡8歳、父テイルオブザキャット、母エコロジー)

 12年は京王杯2歳Sを制し、13年はシンザン記念とニュージーランドTを連勝。その年の秋には、ダートの霜月Sでオープン勝ちを収めるなど、芝ダート問わず、マイル前後で活躍しました。また、不良馬場の14年高松宮記念で、4着に逃げ粘るなどパワー勝負の競馬にも対応しています。G1勝ちはなかったものの、実績面では面白い種牡馬に感じます。

 そして、レックススタッドから、11年マイルCSの覇者・エイシンアポロンが移動してきました。


(エイシンアポロン、牡11歳、父ジャイアンツコーズウェイ、母シルクアンドスカーレット)

 寒い日々が続き、向かっている道中で吹雪いている箇所もあるなど、移動にも気を使う状況が目立った今年の種牡馬展示会でしたが、多くの種牡馬を一気に見ることができる点で、僕らも勉強になる2週間でした。





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最終更新日  2018年03月03日 05時07分33秒
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