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2020年04月01日
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カテゴリ:坂田 博昭
​​​ 
 水曜日の担当は、坂田博昭です。
 
 札幌に来ております。



 がらがらのすすきの交差点。
 これが同じ場所か!?というぐらい、人いません。
 行き交う通行人よりも、居酒屋の客引きの方が多いぐらい。
 
 早い時期に「自粛」を含めて皆で気をつけていたせいか、東京に比べるとひとびとの行動に非常に「抑制」が効いているように感じます。
 っていうか、東京は正直あの状況では厳しい…。

 いま、競馬はせっかく継続出来ているので、何とかこのまま無観客であっても続いてくれればと思っているのですが…さて、どうなんでしょうか?
 
 
 私(たち)の仕事の有り様は大きく変わっていまして、そもそも取材が難しい状況。
 JRAの競馬場には、もう私のような者は取材には行けなくなっております。
 これも、一つ「何か」が起きれば開催の継続が危うくなる、ということを考えれば、仕方がないこと…というより、いまのラインが是非とも守らなければならない「最終ライン」でしょう。
 
 
 先週の名古屋競馬場にも、自主的に検温&マスク着用、体調の事前セルフチェック、そして手指のこまめな消毒など、間違っても競馬場に良くないものを持ち込まないように、非常に気を遣いました。
 


 名古屋競馬場では、今週から払い戻し業務も行わないことになりました。
 



 ご覧のように、正真正銘の無観客
 前方のブルーのジャンパーの方は、競馬場スタッフの方です
 
 
 この日は、この人と話したくて…



 宇都英樹騎手
 調教師試験に合格し、先週の騎乗が騎手としてのラストとなりました
 
 ​1年前に話を聞いたとき​、騎手としての終わり方について「すごく」含みを持たせた話をしていたのが彼。それだけ、色々なことを考えているのだろうと窺わせていただけに、調教師試験合格の報に接したときには、「そうしたんだ…」と改めて当時のことを思い起こしておりました。

「このあと(競馬場が)弥富に移るということと、あとは周囲の声が後押しになったかな。もう少し若かったら、全く別のことをしていたと思うけれども…弥富(トレセン)の従事員食堂とか(笑)。周囲の声に押されました。」

 やはりあれこれ考えてのこの結論だということ。
 必ずしも、騎手から調教師という「流れ」の中での話ではなさそうでした。
 ただひとつだけ、それを窺わせる言葉も聞けました。

「やっぱり、この仕事には仲間がいるからね。」
 
 馬乗りとしての技術とか知識とか、そういうことではなくて、これまで馬乗りをしてきて培われた「仲間」との関係性を掲げるあたりが、彼らしいところと言えるでしょう。
 私と同じ年 51歳。
 この年に来ての感覚というのは、少しわかるような気がしました。



 一番左 白帽子が宇都騎手

「(調教師を)やるからには、という気持ちは勿論ありますよ。自分はやはり騎手出身なので、騎手たちが集まる、そして関係者みんなが集まるような厩舎にしたい。あそこに預けて良かったと思われる厩舎。数勝つとかトップになるとか、大きなレースを勝つとかではなくて。結果は、そうやっていればついてくるのだと思ってますよ。」
​​​
 本格稼働はこれから。
 彼が手がけた馬が競馬場に登場する時を、心待ちにしましょう。



 カメラを向けると、大サービスでポーズを取ってくれました!
 
 引退当日のインタビューの模様などは、​こちらの情報ページ​から。
 
 
 
 さて、先週お知らせしたとおり…
 この日のメインレースは、3歳牝馬の重賞・若草賞
 グランダム・ジャパン3歳シーズンの2戦目になります。



 レースは、1枠1番から「あわよくば」の先行を狙ったポピュラーソングを2番枠から制して、結果的には「予想通り」の兵庫・ステラモナークの逃げ。
 ゲートを出て一瞬は、ポピュラーソングの方が前か?のシーンもあったんですけれどもね…
 
 前に出てしまえば、もう…
 






 圧倒的でした…









 下原理騎手の勝利インタビューの模様は、​名古屋競馬HP​から​Youtube映像​でご覧下さい。

 
 この若草賞には、かつて門別で2歳馬戦を戦い、活躍した馬たちも何頭も登場。その中でも、昨年の栄冠賞の勝ち馬・バブルガムダンサーが、昨年11月のローレル賞以来となる、南関東移籍後初めてのレースに挑みました。
 


 管理する船橋・張田京調教師は、レースの前に…

「先月(2月)に帰ってきて、うちで自分が乗りながら立て直してきたところ。いまようやく良くなってきた段階」

…と話しました。
 正直、2歳戦終盤も期待通りのレースが出来ていなかっただけに、今回もまだ厳しいかと思われましたが……。



 勝ち負けまではいきませんでしたが、3着。
 手前の2着馬は、やはり門別出身馬で重賞も2つ勝っている、ミステリーベルン(川崎・鈴木義久厩舎)
 
 この前日に行われていた浦和の桜花賞が、門別出身馬ワンツー
 このレースでは、兵庫生え抜きのステラモナークは断然でしたが、門別出身の実績馬2頭が、休み明け今季緒戦のレースで存在感を示しました。



 この路線、次はこの日曜日5日のルプランタン賞(佐賀)、そして名古屋21日(木)の東海クイーンカップと続きます。いずれも距離は1800m。最終的には2100mの関東オークスを頂点とするように、中距離以上へと距離が伸びていきます。
 そんな中で、女王の座を獲得するのは、果たしてどの馬なのか。
 まだまだ戦いはこれから本番に入っていきます。





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最終更新日  2020年04月01日 18時23分43秒



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