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2021年02月26日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 昨夏に、人生で初めてフェリーに乗って、北海道から青森に移動しました。この時は、カメラマンと同行し、相手に運転してもらって移動したので、それほど苦労しませんでしたが、今回は初めての1人移動。0泊2日(フェリー往復が宿)での移動でした。

 知らない場所の移動でも、カーナビがあるので、今は苦労せずに行けるのは何より。折角、青森に行ったからには、色々と回りたかったのはヤマヤマでしたが、週末のJRA開催や、日曜に日高を回らなければならなかったことから、日帰りでの青森行きでした。

 今回は、オールブラッシュのスタッドインに伴い、繋養先の荒谷牧場で種牡馬展示会が行われることになったので、八戸港に移動してから、十和田の方へ向かいました。


(オールブラッシュ)

 オールブラッシュは、父ウォーエンブレム、母ブラッシングプリンセス(母の父クラフティプロスペクター)という血統。2017年「川崎記念」を逃げ切り、2018年「浦和記念」は、勝負所から一気に捲り、その勢いのまま差し切っています。ダートグレード2勝に加え、南関東に移籍後は、「報知オールスターカップ」を勝っています。その他、2018年「かしわ記念」でゴールドドリームの2着に健闘するなど、ダートグレードで常に上位争いを演じていました。

 ウォーエンブレムは、7世代で111頭しか出走しておらず、9頭の重賞ウィナーを輩出しました。GI勝ちは牝馬しかおらず、JpnIで唯一、牡馬のオールブラッシュが勝利しました。シビルウォー以上の実績があり、シビルウォーが昨年、種牡馬を引退したことから、唯一のウォーエンブレム後継種牡馬となります。サンデーサイレンスが全く入っていない点から、配合に悩む心配がなく、同じく荒谷牧場で繋養されている人気種牡馬・ウインバリアシオンと、系統の違う2頭で、東北の馬産を盛り上げていきたいという思いを抱いているそうです。


(ウインバリアシオン)

 ウインバリアシオンも元気な姿を見せてくれました。初年度産駒からドスハーツやカミノホウオーが活躍し、2世代目は「チューリップ賞」に、新馬勝ちのバリコノユメが出走を予定。昨年の「JBC2歳優駿」には、オタクインパクトが出走し、今年のホッカイドウ競馬三冠を賑わす存在になっています。東北の繁殖牝馬の数を考えると、30頭を超える種付頭数を確保できれば人気種牡馬となりますが、ウインバリアシオンは、昨年までの5シーズンで、35頭、51頭、48頭、36頭、31頭と安定した頭数を確保しています。今シーズンはすでに、北海道から予約もあるそうで、より頭数を増やす可能性が高いと思います。

 展示会は荒谷牧場さんのみでしたが、午後はJBBA七戸種馬場にお邪魔し、静内から移動してきたケープブランコと撮影させて頂きました。




(上2枚がケープブランコ)

 ケープブランコは、父ガリレオ、母ローレルディライト(母の父プレシディウム)という血統。2010年に「愛ダービー」「愛チャンピオンS」を制し、2011年は「アーリントンミリオンS」などアメリカで芝GIを3勝した実績を誇ります。JBBA静内種馬場に、ガリレオ産駒のノーブルミッションが導入された経緯もあったと思いますが、同じガリレオ産駒のケープブランコは、新天地で配合相手に恵まれれば…と期待しています。産駒誕生後20万円と、種付料も一気にリーズナブルとなりましたし、馬体や歩きを見ていると、改めて良い馬だなと感じます。

 またゆっくりと青森に来て、色々と牧場を回りたいなと思います。その時は、ちょっと遠出をして、岩手競馬を自分の車で観に行ってみたいと思います。





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最終更新日  2021年03月01日 11時15分46秒
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