|
カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
今日、ワクチン2回目の接種を終えました。周りの声を聞くと、「1回目は大したことなくても、2回目の後の副反応はすごいよ」と、多くの人に言われ、警戒しても仕方ないとはいえ、恐る恐る接種を受けました。ただ、ホッとした自分がいるのと、それはそれで感染対策は依然としてきっちりしなければ…という気持ちを守り、今後も過ごしていくのみ。今のところ、多少のだるさがあるぐらいで、熱が上がることはなく過ごせています。 さて、ホッカイドウ競馬は21日までの競馬が終わり、残すところあと1開催(6日間)となりました。来週の3日間は、重賞こそないものの、シーズンラストの出走になる馬も多いですから、その走りは注目です。一旦含んだ水分は、今の気温ではなかなか乾かず、今後も道悪のままで推移していくとは思いますが、ビッグレースが続く再来週の競馬まで、無事に開催が進むことを願うばかりです。 21日は、2歳牝馬による中距離重賞「第9回ブロッサムカップ」が行われました。最初の2回は1200mで行われていましたが、その後1600m、そして1700mと徐々に距離が延びていき、1700mになって子として4回目。「ふるやっちチャンネル」のレース展望動画で、重賞デーは予想の前に、過去データを話していますが、人気別を調べると、中距離になってから1番人気の勝利がなく、2019年は11頭立てながら、8番人気→10番人気→9番人気の大波乱。161万馬券が飛び出しました。1番人気になる馬は、それまでの重賞実績がある馬で、距離が近い「ブロッサムカップ」の上位馬や、昨年まで最終週に行われていた関係で、「エーデルワイス賞」から挑むケースが多く、その上位馬が支持されるケースが目立っていました。ただ、重賞ウィナーや、ダートグレードでの好走馬は、賞金の関係で斤量を背負わされ、2歳牝馬にとって56キロを背負わされた馬も多く、そのパターンで勝ち切れないことが続いていました。 今年は、「ブロッサムカップ」を制したコスモポポラリタが、56キロを背負わされての1番人気。例年より開催時期が早まったことで、「エーデルワイス賞」が挑む馬は1頭もいないだけに、「ブロッサムカップ」の入着馬が注目されるとともに、1200mながら連勝中のローズティアラも期待されていました。 レースは、アテナが引っ張る展開。最初に1700mのレースラップを記すと、 18秒8(1.5F)-12秒0-12秒4-12秒4-12秒8-12秒6-13秒0-13秒8 前半3F37秒0-5F61秒9 でした。道悪の高速馬場を考えると、平均より少し速い流れ。コスモポポラリタは、前半3F標で先頭から0秒7遅れで進み、向正面のペースが上がらなかったところで前との差を詰めていきます。アテナが退き、カーロデスティーノが早めに抜け出し、直線はコスモポポラリタとの一騎打ち。コスモが56キロを背負わされていることもあり、意外とカーロの渋太さに苦戦していましたが、ゴール直前で何とか前に出て、重賞連勝を飾りました。 (上はゴールシーン。下は口取り。写真提供:山中博喜氏) 五十嵐冬樹騎手、櫻井拓章調教師のインタビューは、ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネルでご覧下さい。コスモポポラリタはこの後、ビッグレッドファームに移動し、疲れを取った後は南関東へ移籍する予定とのことです。関係者の皆さま、おめでとうございました! さて、27日(水)は、船橋競馬場で「第67回平和賞」が行われますが、北海道からノーズトゥテールが出走します!21日に内馬場を左回りで、ビービーアーチー(2歳未勝利)を外に置いた形で追い切られました。 「左回りもスムーズで、時計的にも満足のいく最終追い切りができたと思います。相手は一気に強くなりますが、状態は自信を持って送り出せますし、渋太さを生かすレースで頑張って欲しいと思います」 と話していました。追い切り時計は、競馬専門紙でご確認下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月24日 12時59分36秒
[古谷 剛彦] カテゴリの最新記事
|