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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
毎週水曜のスポーツ報知で、僕のコラム「こちら日高支局です」が掲載されています。紙面では範囲が限られているので短縮版となりますが、フルで書いた内容は、スポーツ報知ホームページから競馬面で記されています。1日(水)の内容で、2月28日現在の門別競馬場の入厩状況を書きました。先週のブログでも書きましたが、3歳以上の入厩が例年より多く、春先の番組に苦慮する例年の傾向とは違う形で進むのでは…と期待が膨らみます。 サウジアラビアでの日本馬の大挙出走、そして「サウジカップ」での歴史的な快挙などを考えると、賞金の魅力がハイレベルなメンバーを呼び起こすことを証明しています。賞金諸手当アップのアナウンスがあれば、他地区との比較でまだ低いとは言っても、魅力を感じるレベルに到達したことを示唆していると考えられます。限られた日程の中で行われるホッカイドウ競馬ですが、重賞の数は多い部類で、他地区より1レース辺りの出走頭数が少ない時が多い点からも、賞金加算の可能性が高い地区でもあり、見方を変えればそんなに悪くない地域であると思います。 いよいよ3月となり、2歳馬の能力検査が迫ってきました。毎年、色んなところで書いたり発言していますが、能検初日に1番時計をマークした馬は、2016年以降のホッカイドウ競馬or南関東の重賞における活躍が約束されています。 2016年…バンドオンザラン(イノセントカップ、優駿スプリント) 2017年…ソイカウボーイ(サッポロクラシックカップ、楠賞) 2018年…イグナシオドーロ(ブリーダーズゴールドジュニアカップ、北海道2歳優駿) 2019年…アザワク(1着、グランシャリオ門別スプリント連覇、道営スプリント)、プリモジョーカー(2着、リリーカップ) 2020年…トンデコパ(フルールカップ2着) 2021年…スティールルージュ(フルールカップ、ローレル賞、ユングフラウ賞) 2022年…ポリゴンウェイヴ(ニューイヤーカップ) その点でも、今シーズンの能検初日にも注目は集まりますが、例年と違うのは今年の開幕以降はオーストラリア産の砂が使用され、かなり力の要る馬場でレースが繰り広げられること。馬場の違いはあれど、能検初日に速い時計をマークできる能力の高い馬は、あらゆる馬場での対応も可能だと思いますが、この辺りをクリアできるかが、シーズンが始まった後の焦点となりそうです。しかし、7年間で8頭が1番時計をマークし、7頭が重賞ウィナーになっている点は、凄いデータだと思うのですが、いかがでしょうか? 昨年のこの時期のブログを遡ると、やはり3月上旬に気温が高まり、雪解けも進んでいます。札幌は10度を超える日が続いており、幹線道路ならもう雪がない状況です。個人的には、帯広に行くこともあり、道東道を通ることを考えるとタイヤ交換はまだまだ先ですが、週を追う毎に春を感じる日々を過ごしています。花粉症の方々は、くれぐれも体調にお気をつけ下さい(そう言っている僕も、花粉症持ちです💦)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月10日 13時56分35秒
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