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金曜日は、古谷が担当します。 シーズンオフのある岩手と金沢が、今週末から特別開催がスタート。ホッカイドウ競馬は、16日から2歳馬の能力検査が始まるなど、全国各地の競馬が春を告げています。マスク着用にも13日から「個人の判断」という状況まで世の中が動いてきました。リモート慣れしている体にムチを打たないと、年も重ねているだけに動きが鈍い自分がいますが、少しずつ日常を取り戻していきたいと思います。能検が始まる前に…と、4日は佐賀競馬場に足を運び、3歳重賞「飛燕賞」を観てきました。 冬の小倉開催と合わせて、「佐賀記念」に行くことが多かったんですが、最近は種牡馬展示会とモロ被りの時ばかりで、何年も佐賀へ行っていませんでした。ただ、着いた時には何か心が落ち着き、コース側は見慣れた光景がありました。好天だったこともあり、開門から多くのファンが詰めかけていました。真島調教師と話した時、 「競馬場のファン層も大分変りましたよ。ナイターの効果もあると思いますが、若い方が増えてきました」 と聞いていたので、競馬場をぐるりと回った時、確かに…と感じました。家族連れ、グループ、カップル…。JRA競馬場を観ているような、和気あいあいとした雰囲気に感じました。もちろん、オールドファンも健在で、若いファンと会話をする光景も目にし、競馬を通じて幅広い世代がつながるのも良いですよね。 この日は、「ダービースタリオンDAY」と題し、普段はライブ配信で「SAGAリベンジャーズ」を行っている公開スタジオで、いけ団地さんが「ダビスタ3」を延々やっていました。また、本馬場入場後は「ダビスタ」で使用されているBGMが流れ、なつかしさを感じました。 スタジオの前列には、「ダビスタ」の過去のソフトがズラリと並び、歴史を知ることができました。 さて、「飛燕賞」ですが、3歳馬にとって佐賀三冠を前にした重要な前哨戦。ちょうど、令和5年度の佐賀競馬の日程が発表された直後でしたが、牝馬なら「ル・プランタン賞」が4月9日に行われ、距離は1800m。佐賀競馬の三冠も中距離ばかり。「飛燕賞」は距離が1400mなので、中距離では長いと思われる馬たちの巻き返しも十分ありえるメンバー構成で、混戦模様でした。レースは、予想通りモーモーレッドが好スタートから逃げを打ち、個人的に採った前半3Fは39秒3とスローな流れ。2番手で掛かり気味に追走したディーディーレイでしたが、モーモーレッドを突っつく形で楽をさせないように運んだ飛田騎手の判断も良く、4コーナーでモーモーレッドを交わして先頭に立つと、差し返してくるモーモーレッドとの接戦をモノにし、重賞初制覇を叶えました。 (飛燕賞のゴールシーン。写真提供:佐賀県競馬組合) (「飛燕賞」を制したディーディーデイ。写真右は三小田調教師) 三小田調教師にとって、「飛燕賞」の優勝が通算800勝を達成され、大変喜んでおられました。飛田騎手も久々の重賞勝ちで、ゴールの瞬間はガッツポーズが出ていましたね。陣営にとっても忘れられない優勝だったと思います。ディーディーデイは、使い詰めだったこともあり、次開催は休んで「ル・プランタン賞」を目標に調整するとのことでした。関係者の皆様、おめでとうございます。 コロナ禍では移動が制限されていましたから、ようやく「久々に○○競馬場に来れたー!」という機会も増えてきたんじゃないかと思います。今回の佐賀遠征は、個人的にも充実した1泊2日でした。
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