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カテゴリ:山中 寛
今日は耳目社山中が担当します。 今週は浦和競馬の開催。 22日水曜日には、第69回桜花賞が行われます。 パドック近くの桜は、今日の昼時点で一分〜二分咲きといったところ。開催後半の天気予報が今ひとつなので、開催中に満開の桜を見るのは難しいかもしれません。 そして、浦和競馬場のパドックは改修工事中。現地で観戦される方はお気をつけ下さい。 屋根がなくなりました。 さて、土曜日に栃木県にある地方競馬教養センターで104期騎手候補生の修了記者会見が行われ、4月にデビューする新人ジョッキーの姿を見てきました。 (各ジョッキーの写真は地方競馬全国協会よりいただきました) 私からは、我々が実況するときに手助けになる、そしてファンのみなさんも楽しみにしている、勝負服のデザインに絞って、11人の新人ジョッキーをご紹介していきます。 阿岸潤一朗(あぎしじゅんいちろう) ホッカイドウ・佐々木国明厩舎 胴白・赤襷・袖赤 師匠である佐々木国明調教師の現役時代の服色ですね 宮内勇樹(みやうちゆうき) ホッカイドウ・川島洋人厩舎 胴緑・桃二本輪・袖桃・緑二本輪 「騎手になる夢を与えてくれた馬主さんが使用していたデザイン」 あ、あの馬のオーナーさんかな? 佐々木志音(ささきしおん) 岩手・佐藤祐司厩舎 胴白・赤縦縞・袖黒・赤一本輪 「調教師に考えてもらったデザイン」だそうです。 似たような配色のジョッキーが岩手にいたような、と。 赤縦縞→赤ダイヤモンドだった沢田盛夫利騎手を思い出しました。 所蛍(ところほたる) 船橋・張田京厩舎 胴赤・黄一本輪・袖緑 師匠・張田京調教師の現役時代と配色は一緒で、 デザインが黃一本輪→黄襷に変わっていますね。 木澤奨(きざわしょう) 大井・村上頼章厩舎 水色・桃襷・袖桃一本輪 「元々襷の勝負服が好きで、水色を調教師に選んでもらって、水色と合うピンク(桃色)を選んだ」そうです。トゥインクルレースの照明の中で、どんな風に見えるか楽しみです。 加藤翔馬(かとうしょうま) 金沢・加藤和義厩舎 橙・胴白十字襷・袖白星散らし 「柄は自分の好きなデザインを選び、自分の守護色であるオレンジとそれに合うと思い白をチョイス。金沢には襷のデザインが少ないというのもあります」 目標は父(加藤和義調教師)と同じ日本プロスポーツ大賞新人賞!! 吉原寛人騎手のように全国で乗れる騎手になりたいと語ってくれました。 松本一心(まつもといちと) 笠松・加藤幸保厩舎 胴水色・白山形一本輪・袖赤・白二本輪 「柄は兄弟子(=父・松本剛志騎手)からもらい、目立つ色で自分が好きな色を使った」 親子で同じレースに乗っているところを早く見たいですね。 大畑慧悟(おおはたけいご) 愛知・倉地学厩舎 胴緑・黒ダイヤモンド・袖黒 「色は厩舎カラーを入れ、柄は自分が好きなダイヤモンドに」 目標とする丸野勝虎騎手にも似てますね。叔父さんである大畑雅章騎手とは全然違う勝負服になりました。 山本屋太三(やまもとやたいぞう) 兵庫・坂本和也厩舎 胴白・紫縦縞・袖紫・白一本輪 「師匠坂本和也調教師の現役時代のデザインに白の一本輪をつけました」 こちらも、師匠の現役時代の勝負服がぱっとイメージできますね。 阿部基嗣(あべもとつぐ) 高知・西山裕貴厩舎 胴白・青十字襷・袖青・赤一本輪 「高知で誰も使っていない十字襷と、西山調教師の現役時代の勝負服の色(=赤と青)を入れました」 合林海斗(ごうばやしかいと) 佐賀・土井道隆厩舎 紫・胴白玉散らし・袖白二本輪 「佐賀競馬場にいない色と柄を使った。紫は自分が好きな色でもあります」 4月1日にデビューすると、同期の中ではデビュー一番乗りになりますね。 金沢の加藤翔馬騎手。 こちらは4月2日にデビュー予定、と話してくれました。 南関東勢。所蛍騎手と木澤奨騎手 早く騎乗姿が見たいです。
4月になったら、新人ジョッキーたちが続々と全国の競馬場でデビューします。真新しい勝負服に身を包んだ104期のジョッキーたちに暖かいご声援をよろしくお願いします。 縁起がいいとされる「左馬」が使われています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月20日 16時00分37秒
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