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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
「イレネー記念」と「ばんえい記念」、2大ビッグレースは手に汗握る大接戦に興奮しました。「イレネー記念」は、キョウエイプラスとタカラキングダムの一騎打ちムードでしたが、伏兵アシュラダイマオーが優勝。登坂後の二転三転するシーンは、まさにばんえい競馬の醍醐味でした。 (「イレネー記念」を制したアシュラダイマオー。写真提供:ばんえい十勝) そして、「ばんえい記念」は、ゆるゆるばんばに出演していたので、配信場所から観戦していましたが、先にアオノブラックが障害を下りて、メムロボブサップが追い掛ける展開。まさに両雄がゴールを目指して歩を進める様子は、感動しました。昨年の覇者であるメジロゴーリキも続き、昨年の上位3頭が着順を入れ替えた形で世代交代を告げる結果と言えるでしょう。 (「ばんえい記念」を制したメムロボブサップ。写真提供:ばんえい十勝) 大歓声に包まれた「ばんえい記念」は、否が応でも興奮します。そして、第2障害の各馬の挑戦に、声援もひと際大きくなります。上から観ていて、大勢のファンが各馬に声援を送り、第2障害を下りた後は一緒にゴールを目指す…。そして、上位の馬たちがゴールをした後、再び第2障害付近に戻り、各馬を応援する…。「ばんえい記念」ならではの光景に、改めて感動しました。 ばんえい競馬の今季ラストウィークを見終え、浦和の「桜花賞」はグリーンチャンネルで解説を担当するため、東京へ。「桜花賞」は、メイドイットマムが鮮やかな差し切り勝ちを演じ、「東京2歳優駿牝馬」に続く重賞制覇を飾りました。「クイーンC」に参戦し、芝のスピード競馬に道中は置かれていましたが、その経験が大いに活きる差し切り勝ちだったと思います。ホッカイドウ競馬出身で、「エーデルワイス賞」でも入着を果たした実力馬が、船橋に移って本領発揮。距離延長で、さらに良さが出ている印象を受けます。二冠目となる「東京プリンセス賞」は、メイドイットマムの良さがさらに出る可能性は高く、今年も牝馬二冠を見ることができる可能性が高まりました。 メイドイットマムに続くスターを発掘すべく、今週の23日に、ホッカイドウ競馬で2週目となる能力検査が行われました。能検のレースラップ、各馬の上がり3Fは、「なまらふるやっち」に掲載していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。また、能検初日の分析動画は、「ふるやっちチャンネル」にアップしていますので、まだ観ていない方はご覧頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年03月25日 01時33分47秒
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