楽天競馬
地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ  楽天競馬ブログ 12784078 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

楽天競馬ライター

楽天競馬ライター

フリーページ

楽天カード

2023年05月05日
XML
カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 早くも5月、ゴールデンウィークも終わろうとしています。札幌は、ほぼ葉桜になってしまいましたが、門別競馬場はちょうど見頃になったかなぁという印象です。


(向正面)


(1コーナー)

(厩舎地区)

 「5月で桜…」と思われるかもしれませんが、これでも例年より早い開花で、暖冬を感じさせます。実際、例年ですと、ゴールデンウィーク開催に「ばんえいアワード」の表彰がありますが、道東道が峠付近を通る高さもあるので、5月でも雪や路面凍結の恐れがあることから、帯広競馬場の行き来をした後にタイヤ交換をします。ただ、あまりにも暖かい日が続いたので、ばんえい競馬の能検初日を終えた段階でタイヤ交換を済ませてしまいました。この感じだと、夏の訪れも早いかもしれませんね。

 さて、今週のホッカイドウ競馬は、3歳三冠の第1弾​「第47回北斗盃」​が4日に行われました。昨年の2歳重賞を2勝し、「JBC2歳優駿」でも2着に健闘するなど、ホッカイドウ競馬の2歳戦を牽引していたベルピットが、今季初戦を圧勝し、断然人気に支持されました。内回りのマイル戦で施行される「北斗盃」は、前年の実績馬たちでも三冠の中で難関と言われます。しかし、終わってみれば2着のニシケンボブに7馬身差の圧勝した。



(「北斗盃」を制したベルピット。写真提供:山中博喜氏)

 個人的に採ったレースラップは、

12秒7-12秒2-13秒0-13秒1-12秒1-12秒4-12秒7-13秒0=1分41秒2
前半3F37秒9-5F63秒1、上がり3F38秒1

という内訳。レース後、角川師も話していましたが、「内回りにしては序盤が遅くなり、内にいて少し心配しました」という通り、2コーナーから向正面のラップが2つ、13秒台が刻まれました。痺れを切らした桑村騎手が、一瞬空いた内を狙い、3コーナーに入る前から一気に先頭に躍り出たところが、12秒1と一気にペースアップ。そこからスピードに乗ったベルピットは、エンジンの違いで後続を突き放す一方でした。スタミナには自信を持った乗り方ですから、外回りでゆったり走ることができるベルピットにとって、「北海優駿」と「王冠賞」はよりパフォーマンスが上がる可能性が高まります。ラッキードリーム以来の三冠馬誕生なるか…。今から楽しみです。

 ​​桑村真明騎手​​​​​​​​​​、​​​​​​​​​​角川秀樹調教師​​​​​​​​​​のインタビューは、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネル​をご覧下さい。

 そして、3日には、馬産地に立脚するホッカイドウ競馬らしい新たな試みとして、​新種牡馬の産駒限定の「フレッシュチャレンジ」​が5Rに組まれました。

1.ハイプボーイ   …サトノアレス
2.キタサンヒコボシ …キタサンミカヅキ
3.コンチオーサム  …ユアーズトゥルーリ
4.バラライカ(出走取消)…モーニン
5.ティーズハンター …シュヴァルグラン
6.アトニモサキニモ …アルアイン
7.ベストカリフ   …カリフォルニアクローム
8.パレスレガシー  …モーニン
9.レディースデイ  …ロジャーバローズ

 JRAでデビュー予定の馬たちの動向はもちろん、全国で最も早く2歳戦が行われるホッカイドウ競馬は、3月の能力検査の段階から馬産地では注目されています。その中で、新種牡馬の産駒を集めた「フレッシュチャレンジ」は、面白い企画だと好評でした。新種牡馬は、今後の市場に向けてアピールしたい気持ちが生産者やコンサイナーに強くあり、オーナーブリーダーが多いホッカイドウ競馬にとっては、このような取り組みは歓迎です。アピールしたい=勝ちたい=強い馬を送り出す、という方程式が成り立ちますから、どんなレースになるか個人的にも楽しみにしていました。

 この日は3Rにも同じ1000mで行われた「フレッシュチャレンジ」がありましたが、3Rより0秒9速い勝ち時計で、キタサンミカヅキ産駒のキタサンヒコボシが逃げ切りました。もちろん、今年の新種牡馬の産駒で、最初の勝ち上がりとなりました。




(新種牡馬の産駒限定「フレッシュch」を制したキタサンヒコボシ。写真提供:山中博喜氏)

 この日に組まれた3Rと5Rの、個人的に採ったレースラップを記すと、

3R…12秒3-11秒3-11秒8-12秒9-14秒0=1分02秒3
5R…12秒3-11秒8-12秒0-12秒2-13秒1=1分01秒4

でした。3Rは、人気2頭が競り合う展開で、前半が速過ぎて離れた3番手からコンバットココが差し切ったというレース。一方、キタサンヒコボシは、2番枠でしたが好スタートから深い内を避けてすぐさま外に持ち出し、マイペースの逃げを打って後続を寄せ付けませんでした。2つの「フレッシュチャレンジ」は、​「ふるやっちチャンネル」​の中で振り返っています。ぜひご覧頂ければと思います。

 来週は、古馬中距離重賞「第13回コスモバルク記念」が11日に組まれています。昨年のホッカイドウ競馬年度代表馬に輝いたシルトプレの今季初戦は大いに注目され、サンロックランドには高知の宮川実騎手が騎乗する予定になっています。こちらも楽しみです!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年05月07日 12時59分25秒
[古谷 剛彦] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.