|
カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
12日、船橋競馬場で「千葉サラブレッドセール」が行われました。コロナ禍では2020年は公設市場としては中止、2021年と2022年はJBIS特設サイトを活用したオークション方式として公設市場で開催していました。220年は、上場馬を楽天オークションの「サラブレッドオークション」内で取引が行われるなど、色々な取り組みをしてきましたが、4年振りに船橋競馬場での開催となりました。首都圏で行われる「千葉サラブレッドセール」は、社台ファームや千代田牧場、岡田スタッドの馬たちが上場されるハイクラスのトレーニングセールで、オメガパフュームやベラジオオペラ、アスクワイルドモアなど重賞活躍馬を多数送り出しています。地方競馬でも、昨年の取引馬からベラジオソノダラブが「菊水賞」を制し、「兵庫ダービー」でも最有力馬としてクローズアップされています。 最高価格は、ダンサーデスティネイションの21(牡、父ロードカナロア)の1億円(金額は税別)で、ベラジオの冠でお馴染みの林田祥来氏が落札しました。 社台ファームの上場馬は、セール前にYouTubeなどで配信された牧場での事前調教で速い時計をマークしたことから、船橋競馬場ではブリーズアップスタイルで馬なりでの公開調教でした。この日のダンサーデスティネイションの21は2F26秒8-1F12秒3でしたが、4月15日の社台ファームでの調教は2F21秒9-1F11秒1と、非凡な瞬発力を見せていました。母がイタリア1000ギニーを制し、イタリアオークス2着という実績馬。半姉のダンサークロスは、イタリアGIII3着の実績を誇ります。優れた牝系とロードカナロアとの配合で、千葉セリ3頭目となる1億円超えの逸材の活躍が楽しみです。 12日に「千葉サラブレッドセール」が開催されたこともあり、久しぶりに1週間を関東で過ごしました。11日に門別競馬場で行われた「第13回コスモバルク記念」は、YouTubeで観ていましたが、シルトプレの強さに圧倒されました。 (「コスモバルク記念」を制したシルトプレ。写真提供:山中博喜氏) 石川倭騎手、米川昇調教師のインタビューは、ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネルをご覧下さい。シルトプレは、函館競馬場で7月2日に行われる「巴賞」を意識しているそうで、昨年の二冠馬+ダービーグランプリの覇者が、JRA勢を相手にどんな走りを見せるか注目したいと思います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月05日 16時42分08秒
[古谷 剛彦] カテゴリの最新記事
|