楽天競馬
地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ  楽天競馬ブログ 12783872 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

楽天競馬ライター

楽天競馬ライター

フリーページ

楽天カード

2023年06月02日
XML
カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 「日本ダービー」が終わり、地方競馬では九州ダービー「栄城賞」から各地のダービーが始まります。「ダービーからダービー」という言葉は、国内のダービーのリレーにも掛かっているんですよ(こじつけ)

 「日本ダービー」は、コロナ禍で競馬場に入れない時期もありましたので、久しぶりに現地観戦しました。1階の残り200m辺りの場所でファンの方々の中にまぎれていましたが、走る姿はほぼ見ることができず、結局ターフビジョン頼り💦それでも、大歓声に包まれ、「日本ダービー」の興奮を堪能できたことは良かったかなぁと思います。



 さて、今週のホッカイドウ競馬は、2023年初の3日間開催でした。30日は高知競馬場にいたので、映像でレースを確認していましたが、3日間開催が当たり前になってくると、7月中旬までJRA北海道シリーズは函館開催ですし、競走馬市場も行われる時期でもあり、慌ただしくなります。ただ、短い夏を楽しみたいですね。

 そのメインを飾るのは、2023年最初のダートグレード​「第27回北海道スプリントカップ」​でした。来年から、ダートグレードの整備に伴い、3歳限定で8月に移行することが決定されています。古馬が出走できる「北海道スプリントカップ」は、今年で最後ということもあり、ホッカイドウ競馬の関係者は是が非でも取りたいタイトルだったと思います。中でも、スティールペガサスを管理する角川調教師は、「勝ちたい!」という思いをメディアにも話されていましたし、パドックで観ていても素晴らしい状態で挑んだことは間違いありません。

 良馬場で行われたものの、ダンシングプリンスが好スタートを切ると、その内にいるスペシャルエックスとジャスティンも抵抗し、3頭雁行で3コーナーまで進みました。僕が採ったレースラップは、

11秒8-10秒5-11秒4=33秒7

と、オールダートの短距離戦とは思えないハイラップに。そのラップを刻みながらも、ダンシングプリンスは絶好の手応えで4コーナーを迎え、連覇か!?と思われましたが、さすがに最後の攻防で力尽き、1番枠ながら縦長の展開になったことで難なく外へ持ち出せたケイアイドリーが、大外から迫るアイオライトを凌ぎ、重賞初制覇を飾りました。




(「北海道スプリントカップ」を制したケイアイドリー。写真提供:村野早祐氏)

 ​​​藤岡康太騎手​​​​​​​​​​​、​​​​​​​​​​​村山明調教師​​​​​​​​​​​のインタビューは、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネル​​をご覧下さい。インタビューの中で、村山調教師は

「東京スプリントで2着に健闘しましたし、今年は大井でJBCスプリントが行われることも含め、東京盃から向かうローテーションになると思います」

と話されていました。厳しい流れを経験したケイアイドリーの今後に注目です。2着のアイオライトは、個人的に期待していましたが、想像以上のハイペースに戸惑いがあったようですが、終いしっかり伸びてきました。本質的に1400mからマイルに適性が高いという話を岩田望騎手がされていたことを、取材にあたった斎藤修さんから伺いました。そして、スティールペガサスは、昨年5着から着順を上げたものの3着。悔しさが伝わるレース後でしたが、勝負所のラップも12秒0と落ちず、そこで置かれてしまったことが大きかったかと思います。改めて、個人的に採ったレースラップを記すと、

11秒8-10秒5-11秒4-12秒0-12秒4-13秒6=1分11秒7

でした。ダンシングプリンスは5着でしたが、落合騎手は

「昨年以上にスタートが速く、かえって昨年のように極端な内枠の方が良かったかもしれません。それなら行き切ろうと戦前から考えたでしょうし、主張して行けばハイペースを嫌って相手も控えるでしょうし…」

と、悔しそうでした。59キロを背負い、ハイペースは体感でわかっていたので、内2頭に無理して追い掛けていっても…という状況。無理なく3番手外にいたとはいえ、やはり自分の形でレースをした方が良かったという反省だったのだと思いますが、4コーナーを手応え良く回ってきた時には、さすがJpnI馬という走りでした。今後の巻き返しに期待したいと思います。

 繰り返しになりますが、「北海道スプリントカップ」は来年から、3歳限定の短距離重賞に生まれ変わります。「兵庫チャンピオンシップ」が1400mに距離短縮となり、3歳ダート三冠のみならず、各ブロックで争われる「ネクストスター」を合わせて短距離路線も整備されます。各地ではすでに始まっている2歳戦から、新たな時代を迎えるダート界のスター誕生を期待したいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年06月15日 13時03分59秒
[古谷 剛彦] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.