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2023年12月08日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 12月になったの?と思うぐらい、寒さが和らぐ日々が続いています。門別競馬場で考えれば、まだ競馬を行えるんじゃないか?と思えるぐらいです。ただ、朝晩の冷え込みはさすがにきつく、もし競馬開催を行うとなれば、凍結防止剤を撒かなければいけない状況になってしまうと思いますので、馬場の傷みを考えれば、11月上旬までの開催というのは、立地を考えれば致し方ないのかなと思います。

 思えば、門別競馬場がオープンされた時は、ウインターシリーズと題して正月開催まで行っていたんですから、今考えると信じられませんし、僕がホッカイドウ競馬で仕事をするようになった2001年は、11月一杯まで競馬開催はありました。この時は、さほど雪が降ることがなかったので、このぐらいの時期まではできるんだなぁと思いましたが、2002年から開催日数が短縮され、今に近い日程となりました。もう20年以上経っていますが、気候はどんどん変わり、今夏の北海道は本州と変わらない蒸し暑さと気温を記録しました。最近のニュースで、函館の方でいわしが大挙揚がってくるという報もありました。異常気象が続いている中、来年の夏、そして冬はどうなっていくのか…。

 来年の夏は、競馬開催も競走馬市場も、今年の夏が続くことを想定した形で、様々な取り組みがなされます。少し前の状況なら、「今年だけだよ」と甘い考えで痛い目に遭った…なんてこともありました。違う視点で考えれば、馬券が売れている、馬が売れている時だからこそ、売り上げのすべての賞金に向かうのではなく、施設などの環境整備に投資することが大切です。建物は老朽化していきますし、レジャーの多様化で広いスタンドを擁する競馬場はコンパクト化も必要になっていきます。その中で、各地の競馬場がスタンドや厩舎地区などの改修に着手している点も良い方向に向かっていると感じます。

 今週、週刊競馬ブックで掲載される地方競馬の対談を、守永真彩さんと御一緒させて頂きました。その中で、当然ながらダート競馬の体系整備の話題にもなりましたが、今の話題のみならず、「ジャパンカップ」創設時から日本馬優勝までの道のりなんかも話したりしました。40年以上競馬を観ていると、日本の競馬の急速な発展が理解できます。その中で、様々な取り組みをしていたし、何かを始めるとハレーションも起こりえることも理解してきました。その意味で、今年はネクストスターが始まり、地方競馬にとって改革元年となりましたが、「兵庫ジュニアグランプリ」と「全日本2歳優駿」を見る上で、ネクストスター上位馬が出走した地区は、北海道と佐賀、名古屋の3カ所のみ。ただ賞金が高い地元重賞というために作られたものではなく、全国を意識した上で創設されたものなのに、非常に残念でなりません。もちろん、2歳重賞だけで完結するものではないので、来年の3歳ダートグレード路線に、各地のネクストスター上位馬が挑む図式を期待したいと思います。


(対談した後の2ショット写真。真彩ちゃんから頂きました)





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最終更新日  2023年12月19日 10時36分23秒
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