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2023年12月29日
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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当しました。

 比較的暖かい日が続いていたこともあり、もう年末なのか…という気持ちになってしまいます。今週が最後の北海道でしたが、「東京2歳優駿牝馬」に出走するホッカイドウ競馬勢の調教動画を撮影しに、26日と27日に門別競馬場の屋内坂路へ行きました。26日は好天でしたが、その日の夜に札幌を含めて結構雪が降ったので、27日は車の雪下ろしに始まり、安全運転で門別競馬場へ。競馬場周辺も、それなりに雪がありました。


(モズミギカタアガリ)


(コモリリーガル)


(シトラルテミニ)

 3頭の調教映像は、​TCK公式YouTubeチャンネル​内の​「東京2歳優駿牝馬・調教動画」​でアップされています。また、​ふるやっちチャンネル​のショート動画で、​ホッカイドウ競馬所属3頭の解説​を吹き込んだものをアップしていますので、こちらもご覧頂ければと思います。

 「東京大賞典」は、今年最後の「グリーンチャンネル地方競馬中継」で解説を担当しました。ウシュバテソーロに◎を打ちましたが、2着ウィルソンテソーロが抜け😢 それでも、原騎手の思い切った騎乗と、落ち着き払った川田騎手がゴール直前でしっかり捕らえ切るシーンは、本当に凄いなぁと感心しました。ミックファイアは、スタートでアオり気味に出た影響もあり、力を発揮できず8着に敗れました。しかし、無敗の三冠馬が、敢然と地元のビッグレースに立ち向かう姿は、来年以降の大きな糧となるはずです。マンガンも含め、地方代表として「東京大賞典」を盛り上げてくれたことは間違いありません。

 放送のエンディングで、2023年の総括を…と言われた時に、イグナイターとミックファイアの活躍の一方で、ダート中距離はダートグレードにおける地方馬の活躍がほぼなく、そもそも出走馬が少ない状況に嘆きを入れました。各地の地元重賞の賞金が良くなったことで、強い馬に立ち向かう姿勢が薄らいでいることを危惧しているので、思わず出た言葉でした。イグナイターは、何度も何度もダートグレードに挑み、今年は「さきたま杯」の勝利に加え、「南部杯」でも2着に健闘するなど、幾度となく立ち向かった経験の集大成が「JBCスプリント」だったと思っています。ダート競馬が体系整備され、本格的にJRA勢との対戦が増えていくダートグレード。その中で、挑戦する気持ち、姿勢を失ってしまえば、JRAとの差は確実に開いていく一方です。

 年が明ければ、3歳改革元年の初陣を飾る「ブルーバードカップ」が船橋競馬場で行われます。その前週、浦和競馬場で「ニューイヤーカップが組まれていますが、こちらの方が南関東勢には大人気のようです。これは仕方ない面はありますが、ホッカイドウ競馬からブラックバトラーとカプセル、佐賀からウルトラカイザーは「ブルーバードカップ」への出走意思があり、北海道の2頭は坂路を駆け上がっています。立地の面で明らかに不利な北海道と佐賀から、ダートグレード挑戦を続けてます。この意識の高さが、「全日本2歳優駿」での結果につながっていると感じます。賞金が良い地区ほど、「大丈夫か!?」と思う時代がやってくるかもしれません。

 ミックファイア、マンダリンヒーロー、イグナイター、ホッカイドウ競馬勢、ウルトラカイザーなど、果敢に他地区やJRA競馬場、海外へ立ち向かった2023年。来年は、挑戦の気持ちをより高めて、2023年以上に地方競馬の馬たちが活躍することを期待しています。

 2023年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。





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最終更新日  2023年12月30日 10時07分28秒
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