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テーマ:老後・相続について(939)
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行政書士が成年後見事業に参入してから、少しずつ成年後見制度の認知度が上がってきているように思われます(別に「行政書士のおかげで」ではありません)。
しかし、この制度、お金が沢山ある人なら躊躇なく利用できるかもしれませんが、そうでない一般の人が利用するには、なかなか利用しにくい面もあります。 これは、成年後見人等になる第三者の側から見ても同様で、しっかりとした報酬をもらえないと、苦労の割にはお金にならず、他の仕事をする時間も奪われがちになることから(ドライに接するのが難しい分野なので)、「人様の代理人をしている場合じゃなくなる」という現象が生じてしまいます。 ですから、親族以外の第三者がなかなか成年後見人等になりたがらないのです。 報道によると、そこで、不足する第三者後見人の解消のため、横須賀市が「成年後見制度」事業のための成年後見人等を、公募した市民から育てる試みを開始するそうです。 神奈川県行政書士会が積極的だったので、神奈川県はこの分野の事業に先進的に取り組んでいるというイメージがありますが、横須賀市のこの取り組みは、県内初で、全国的にも珍しいものとのこと。 公募後は、「市民後見支援員」として1年間、実際の法定後見事件を担当する弁護士のもとで、業務を分担しながら指導を受けるようです。 そこで合格し、推薦されれば、横須賀市長の申し立てにより、家裁が選任する「法定後見人」となるらしい。 ちなみに、応募資格は、20~65歳で、福祉活動に理解と熱意がある健康な人だそうです。 横須賀市近隣に住む、福祉に燃える人たち、どんどん応募すべし!! 遺言相続応援団はこちらです。 離婚問題応援団はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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