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テーマ:DVD映画鑑賞(13963)
カテゴリ:映画&ドラマ
映画「夜明けまでバス停で」。 2022年公開。 2020年に渋谷で起きたホームレス殺人事件に着想をえた作品だそうで、また、タイムリーにコロナ禍も描かれています。 2020年11月の深夜、バス停で眠り込んでいるホームレスの北林三知子三知子(坂谷由夏)。 そこに通りかかった男が、拾った石を三知子の頭に降り下ろそうと…。 数ヶ月前、45歳の孤独な三知子は、昼間は手作りのアクセサリーを売って、夜は、チェーンの焼き鳥店でパートしていました。 三知子には、別れた夫が勝手に三知子のカードを使って作った借金があったのです。 三知子の働く焼き鳥屋の創業者の息子であるマネージャー(三浦貴大)は、店の利益を着服していました。 コロナ禍で店の業績が悪化し、人員削減をせまられたマネージャーは、自分の横領に気付いている三知子や、疎ましく思っていた古参の女性パート従業員を一方的に解雇してしまいます。 三知子は、店の寮を追い出され、再就職もうまくいかずに、スーツケースを抱えてホームレスになってしまいました。 自尊心の強い三知子は、親せきや友人に弱みを見せられず、ホームレスが集う公園にたどり着くのです。 そこで、爆弾を作ることで自己表現をする老人(柄本明)と知り合います。 三知子の店の店長だった寺島千春(大西礼芳)は、マネージャーが三知子らの退職金を着服したことに気付きます。 マネージャーのパワハラや、これまでの着服を会社に報告した千春は、辞表を提出してから、三知子が寝泊まりしているバス停に向かいます。 そして、襲われそうになっていた三知子に声をかけたことで、殺人犯の襲撃を防ぐことができました。 そして、三知子にまとまった額の退職金を渡すことできたのです。 コロナ禍の時期でもあり、実際にこんなことは起きていたかもしれません。 いろいろ考えさせられる映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.21 01:39:02
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