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カテゴリ:日本舞踊
いよいよお彼岸になりましたね。イギリスにいたころは、「もう、これからは、どんどん日が短くなるだけか」と切なかったものです。これから、高緯度地方は、どどどどどどーっと、暗~い冬に突入です。
ここアンドラは、イギリスよりは緯度が下がっていますが、冬になると山影の夜明けは、やっぱり遅いのでしょうか。でも、今日のところは、7時過ぎに明るくなり、まあまあ”常識的な”夜明けでした。 それこそ”山際あかりて”まいりました。細くは なかったけど、”紫だちたる雲”もありました。 さて、秋と言えば..というわけでもないのですが、三津五郎さんの踊りの録画、「朝妻船(秋の踊り)+まかしょ」と「文売り(全然秋じゃないじゃない)」を観ていました。いやあ、「文売り」すばらしい。 三津五郎さんのビデオ/DVDは、この他、「汐汲み+玉兎」と「山姥」を持っていますが、可愛子ちゃん系の「汐汲み」や「朝妻船」」より、年増系の「文売り」や「山姥」の方がこの人の踊りのすばらしさがわかるような。ま、生意気ですけど。 「文売り」は、地味な踊りなのに、すごーく色っぽい。「山姥」は、女盛りを過ぎた元遊女が、たった一人の我が子を送り出して山奥へ消えていく深い役なのですが、凛として美しいです。 もちろん生の舞台はまた違うのかもしれませんが、「朝妻船」も「汐汲み」も、映像だとお衣装がぺらぺら光って色彩がきつめのような気がして(ひょうっとして、趣味..わ..?)、そっちに気をとられてしまって..。 それにしても、三津五郎さん、踊りの名手なんだし、もっとDVDとか、出して欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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