久慈市~宮古市復興視察研修
大更コミュニティセンター主催 「第2回 大更ふれあい大学 久慈市~宮古市復興視察研修」に行って来た。こちらは2013年度上半期に放送されたNHK朝ドラ「あまちゃん」でロケ地の1つになった「三陸鉄道 久慈駅」。ドラマでは北三陸駅。ここの駅から三陸鉄道お座敷列車&レトロ列車、2台貸し切りで田老駅まで。安家川橋梁からの眺め。景色の良い所では一時停車して、見学させてくれた。心遣いに感謝。ドラマで夏ばっぱ(天野夏)が東京に行く娘(春子)を密かに旗を振って送った所。ここも絶景。田老駅からは再びバスで移動。本来の復興視察研修。こちらは津波遺構たろう観光ホテル。5階まで昇ってDVDを見させてもらった。こちらの社長が撮ったとのこと。改めて津波の凄まじさを見せられた。今年、安倍首相もここで見たという。安倍首相はどう感じたろうか?出来れば感想を聞きたいものだ。DVDを見せてもらった部屋から撮影。左側の白い建物は氷を作る施設。津波は一時、この建物の倍の高さだったという。それでは防潮堤があってもどうにもならないはず。現在、防潮堤の工事は進んでいる。完成は2年後らしい。それにして、防潮堤のようなハード面では進んでいても、津波情報などのソフト面ではどうなんだろう?DVDを見て感じたが、高い所にいる人は津波が見えているが、低地にいる人は防潮堤が邪魔をして全然見えていないのだ。「つなみてんでんこ」と言って、津波が来たらてんてん・ばらばらに逃げなさい。自分の命は自分で守りなさい、という防災教育。津波がきたらとにかく逃げなさい。でもそれは津波が見えていてのこと。分かっていてのこと。見えない。分からない。それで逃げなさいと言っても出来るはずがないのでは?そのためには津波監視とか情報とかが凄く重要だと思うのだ。