danmama日記。

1992年作、知る人ぞ知る「アル・パチノー」がアカデミー主演男優賞を獲った名作です。

この映画を初めて見た時、アル・パチーノの演技に惚れました。
今回、久々に観てやっぱり、この映画は私史上「最高の映画」と確信しました。

毒舌でアル中、しかもその性格が災いしての事故で盲目となってしまった過去の英雄の
退役軍人とエリート校に奨学金で通う貧しい高校生とのニューヨーク旅...
この映画を見てウォルドルフ・アストリアホテルを知りましたっけ。
もしニューヨークに行けたら泊まれなくとも見学してみたい...

器用に生きられなかった英雄とエリート校で違和感を感じながらも自分の生き方を模索している
若者が出会って旅をするストーリーなのですが、それは「最後の旅」への付き添い役というバイト
だったのです。

「モラハラ」「セクハラ」の嵐です...でも何故か憎めない。

世渡り上手の器用に生きる男より不器用な男の方が魅力的！？
まぁ〜この辺の脚本やアル・パチーノの演技力が素晴らしくて

そして、あのタンゴの名シーン、しびれます！！

いやぁ〜映画って本当に素晴らしいですね！

映画で人生を学んできた私、久々に胸が熱くなりました。

追記です。
この映画で憧れたウォルドルフ・アストリアホテルは2015年に中国企業に買収され
大改修工事に入っていて高層階はコンドミニアムとして分譲されているそう（２億〜２０億）
低層階はヒルトンホテルが、その経営を任され2023年中頃に再開されるそうです。