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金曜日に電車通勤だったので久しぶりに電車で読書。
妹がオススメの矢口敦子の本です。たぶんはじめて。 ![]() 償い 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。 --- 長編ミステリであるとともに、心に傷を負った男の再生の物語。 事件を追う日高はかつて命を救った少年が犯人ではないかと疑い始める。 あの時助けたことは間違いだったのか。 やがて真実が・・・「彼」の口からあかされる。 ふたりは「生きる」ことを選んだ。 社会的な弱者、加害者被害者の家族、ホームレス、不倫、ひきこもり・・・ 丁寧に描かれたという印象。 前半は、妻と子供を亡くした男の悲哀がいたいほど伝わってきて、読むのがつらかった。 終わり方が、よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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