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今日の1冊。
ぼくは悪党になりたい 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 兎丸エイジ、17歳。ぼくの家庭に父親はいない。奔放な母と腕白な異父弟・ヒロトの三人で平凡な生活を送っている。毎日家事全般をこなす高校生が平凡かどうか疑問ではあるのだが…。ある日、ヒロトが病気で倒れたのをきっかけに、ぼくの平凡な日常は少しずつ崩れはじめる。生きたいように生きる人たちの中で、ぼくだけが貧乏くじをひいているのではないだろうか?―少年の葛藤を軽妙な筆致で描いた、新時代の傑作青春文学。 --- 結婚という形にこだわらず、子どもを生んだエイジの母。 そんな母を、「はねっかえりでわがままで、おまけに変わり者」という祖父に育てられたエイジは、古風な考えで育っていった。 そんな古風な考えのエイジのまわりには、なぜか奔放な人がたくさん。 母がいない間に起きるさまざまな事件。ヒロトの父親か?と思われる杉尾さんも現れたが・・・。ストレス貯金がいっぱいになってしまったエイジは、悪党になるべく家を出た。 エイジは悪党になれたのか・・・ 面白かった。帯には、直球ど真ん中青春小説!との文字も。 最後の1行から伝わってくる恋の予感に、ふふふと楽しい気持ちになった1冊でした。 ただ 物語に登場する9歳のヒロトくん。 同年代の子を持つ親としては、ちょっと子供っぽすぎて違和感を感じてしまうのです・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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