南米のルベルタ共和国の副大統領夫妻が来日。土門も日系の妻サトエ・マルケス
を連れた副大統領の警備に駆り出される中、現金輸送車が3人組に襲撃される事件が発生した。
臨場したマリコさんたちだったが犯人は事前に警備室に潜入、警備会社の鍋谷亮次を脅し、
すべてのセキュリティシステムを解除。さらに周辺の防犯カメラを避けるように逃走していた。用意周到で犯行に臨んだようだが、現金輸送車にあった現金は多い時の十分の一ほど。
犯人の狙いは金ではなかった？
後で解るけど、セキュリティシステムを解除するキーだったんだね・・・。
この時、所轄署が拘束した謎の男が呼んでいる、とマリコさんが呼び出された。
現金輸送車襲撃事件について何かを知っているらしいが、マリコさんの
「科学は嘘をつかない」という捜査姿勢をこの目で確かめたいという。
指紋も消し、自らを“幽霊”という男はマリコさんの質問に答えず、これから君が調べろと挑発する。
当然、男の身元は判明する！
なんと！40年前に殺害されたはずの左翼運動の天才活動家・朽木政一であることがわかる。
1970年ごろから学生運動のトップに立ち、女性活動家の畑山里江子と結婚。
弟の朽木武二も仲間に引き入れ、勢力を拡大していったが、40年前の捜査では
殺害犯を弟の武二と断定されていた。
だが、朽木が生きていることが証明された今、当時見つかった死体は一体誰なのか？
そりゃ、弟だろ？と思ったのは、私だけじゃないはず・・・・。
そして事件から40年たった今、なぜ姿を現したのか？問い詰めるマリコに
「大切なものは目に見えない」と『星の王子さま』の一節を引用して煙に巻く朽木。
ある犯罪を予告するためにマリコさんの前に現れたのだという。
『星の王子さま』私も読んだなぁ・・・。
ひどく哲学的で・・読んだ時はちょっと理解できなかったから
また読んで7みるかな？
土門さんによると来日中の副大統領暗殺計画の情報を公安課が入手。その暗殺計画を陰で
操っている人物として、かつての朽木の部下だった繁森光之の名前が浮上していた。
繁森は朽木亡き後、武力行使を容認する過激派となり地下に潜っていたという。
朽木が事情を知っているらしい現金輸送車襲撃も繁森によるものなのか？
朽木に指名されたマリコさんが現金輸送車襲撃事件、暗殺計画などすべての真相を探るため、
朽木の事情聴取を担当する。
しかし、朽木はかたくなにマリコの質問をはぐらかす。それでは、とマリコは朽木の着衣を
鑑定。拘束されるまでの足取りを解明し、朽木が現金輸送車を襲撃したグループのアジトに
いたことを立証する。
そして、そのアジトからは繁森の指紋も！繁森は来日中の副大統領を暗殺するつもりなのか？
そして、その計画に朽木も加担しているのか？
二人の会話は実に面白かったねぇ・・・・。
これぞ、最終回！って感じだったもの！
しかし、EDはなんとも純愛だった・・・・・。
朽木さん・・本当に奥さんを愛してたんだね・・・。
しかも警察の力も利用しようとして・・・・。
本当にすごい人！
続・ねこの呟き
