大学受験体験談

2023/9/20

偏差値は親切だ

私は３９歳。偏差値が当たり前の時代に生きてきました。うちの親の時代は偏差値はありませんでした。ですが父は、わたしが高校の頃、「今は本当にいいと思うよ。大学を選ぶときのわかりやすい目安になるし、目標にもなる。第一無駄な受験をしないですむ。偏差値は親切だ」とよく言っていました。いやなのは、一時よく言われた「偏差値教育」という言葉。テレビでもどこでも、口癖のように言ってましたが、多くはそれを否定する主旨で使われていたと思います。その次に生まれたのが「ゆとり教育」。要するに受験のための勉強は本当の勉強ではない。みんなが偏差値にこだわるから、日本の教育はおかしくなった、という論調なのでしょう。けれど私はこれにも反対です。人の脳は鍛えられる、という前提に立てば、ある若い時期にぐいぐい、知識でもなんでも無理にでもつめこんで、脳を鍛えるのは有意義で「偏差値教育」「つめこみ教育」は、その点で必ずいかされると思うからです。私は、偏差値を基準に、身の丈に合った大学を受験し、合格しました、楽しい大学生活を送ることができたと思っています。ただ一つだけ「偏差値」のそもそもの意味、数学的な考え方を高校の時に習いたかったと思っています。かなり興味深い数学理論だと思うので。

広島大学法学部合格体験記

私は現役高校生の時、大学受験に失敗しました。

その失敗経験を踏まえて、翌年の広島大学法学部合格までの私の浪人生活と勉強方法を書いていきたいと思います。

私が現役の時に受験失敗した原因、それは大学のリサーチ不足とセンター試験対策の甘さでした。

前者については、現役の時はその大学で何が学べるのか、どういった受験科目なのか、どの教科に力を入れればいいのかといったことを全く調べないまま志望大学を決め、受験していました。

なので漠然とした「国公立大学に受かりたい」という思いしかなく、目標設定が曖昧だったために気持ちも入りづらかったように思います。

また、国公立大学であっても受験科目はセンター・二次ともに各学校・各学部で違うこともあり、センター試験での点数配分などもバラバラでした。

ですので、早くから自分の志望を明確にして志望に沿った科目を重点的に勉強するべきだと感じました。

（もちろん志望を変えざるを得ない場合のために、特に国公立狙いの場合は苦手科目を作らないことが第一です。Hey動画見放題プラン）

なので、私は広島大学法学部を目指したのですが、センター・二次の受験科目・点数配分をみて、国語（特に現代文）と英語に特に力を入れることにしました。

後者については、現役の時は、センター試験は科目も多いので勉強するのもどこから手を付けていいかわからず適当になっていました。

しかしセンター試験は奇抜な問題が出ることは少ないです。

よって、対策をやればやるだけ結果が出るものだと思います。

早いうちから1日のノルマを決めてできるだけ過去問題で練習をしました。

センター試験の結果が良ければ自然と自信も湧いてくるものです。

逆に言うと、センター試験が上手くいかなければ二次試験にも気持ちの面でも大きく影響してしまいます。

センター試験で基本の部分を確実にしておき、センター後に二次試験の過去問を手に付けて問題に慣れる方法で私は合格することができました。

高校選択と偏差値

偏差値の高い高校は、入学希望者は中学校時代からよく勉強しているできる子が多いので、レベルが高くなるので、ハイレベルな入試になります。
自分自身でよく勉強する子が多いので、おのずと大学進学率がよくなり、その高校は「進学校」となります。
でも実際の授業の中身は、カリキュラムなどはどうなっているか、校風は、部活は、と入学してからの自分の思い描いていたものと違うことも多いでしょう。
偏差値の低い高校でも、熱心に進学指導をしてくれていたり、カリキュラムが充実していたり、入学してから努力して、大学進学をする生徒もいます。
偏差値ばかりに目を向けられると、｢自分が実際に通う高校が合っているのか？」がなおざりになってしまい、高校生活が充実したものではなくなってしまう事があったらとても残念です。
「入学してから、塾などには頼らず高校の授業だけで理解したい」となると、勉強が各自まかせで自立心が求められる高校より、手取り足取り教えてくれる高校のほうがあっているのかもしれません。
高校に入って何をしたいのか？偏差値絶対主義なのではなく、しっかり実際の高校生活を思い描きながら希望校を決めていく必要があると思います。

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