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一昨日からシーテックが始まった、日本の家電、電気、情報産業を代表する一大イベントだ。
かつての花形だったAV機器を中心にした民間向け展示が中心で人気もあった。 しかしシーテックに名前が変わったあたりから、大きく変身し続けてきた。 産業機器としての電機、電子、情報機器中心に変わって行った。 この間に起きたことはどんどん民生の家庭用機器が消えていくことだった。 最たるものはテレビ映像機器、音響機器が急速に薄くなったこと。 歩調を合わせたのが液晶テレビで、日本の存在感が薄まって行ったのも肯けよう。 今回はさらにこの傾向が強まった、ほとんどテレビ映像機器が見当たらないほどになった。 展示されていても業務用、産業用もので、家庭用はほぼ消えた。 パナソニックが象徴的で、ビジネス業務用中心の内容に変えたことである。 当然ライバル視されてきたソニーは出展していない、昨年に続き。 出展無しで言えば東芝もない、日立はビジネス用で出展していた。 パナソニックは東京駅、海浜幕張駅と駅中ポスターで大きくPRだ。 そのコピーはビジネスソリューションである、だから民生ではないですよ、と告知する。 間違っても家庭用電機製品を期待して来場されては困るという配慮? テレビを強力に推していたのがシャープ、それでも業務用の8Kモニター中心だ。 日立、三菱、NECなども得意のビジネスソリューションの展開である。 だから展示を見るにも知識がいるから始末が悪い、個人の方が多くないのでの声がある。 で出展はビジネス産業関連向けに特化、海外や産学関連、自治体と地味なものが中心に。 もうシーテックが様変わり、ようやくと言えばそうだが、小粒になったのも事実。 派手さ賑やかさから遠のき、ずっと商売密接になり、他の専門展示会と変わりがなくなった。 新たに加わってきた自動車関連は個人向けがないから、今後ここに出ないかもと思える、モーターショーで良いのだから。 変わってモバイルや通信関連はというと独自のゾーン構築である。 認識技術、ビッグデータ技術、センサーと処理技術の総合展示だ。 自動的に集まる日々のデータを販売に結びつけるべき売り込む努力がすごい。 今後この方向が増えるだろう、電機メーカーも傾倒させているのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.05 07:11:24
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