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懲りない人達は何処の国にもいるようだ。中国産食品に又危機が来た。
昨年、中国を襲った乳製品のメラミン汚染事件は大きな衝撃をもって迎えられた。事件以来、乳製品の消費量は激減、業界全体の危機となった。 しかし先ごろ発表された政府統計によると、先月時点で乳製品販売量はメラミン混入事件前の80%にまで回復したという。 中国では有害な化学物質メラミンが乳製品に混入する騒ぎが再び発生し、今週中に製造販売元の3人が起訴される見込みだ。 英字紙チャイナ・デーリーなど中国国営メディアが7日伝えた。 起訴が予想されているのは上海熊猫乳品有限公司の経営幹部らで、乳製品の生産に基準を上回る量のメラミンが混入した牛乳を使っていたとされる。 同社は先週業務停止処分を受け、幹部らは既に検察当局に拘束された。 2010年1月5日、上海当局が昨年末に上海パンダ乳品有限公司製造の乳製品からメラミンが検出されたと発表した問題で、メラミン混入の発覚から発表まで8か月間も事実が隠ぺいされていたことが分かった。東北網が伝えた。 日本では被害者が集会を開いても当局から拘束されたりしないが、中国では様子が違う。 1月2日、メラミン汚染粉ミルクの被害者家族は北京市街頭で後遺症研究の必要性を訴える記者会見を開いた。 もともとはホテルでの記者会見を予定していたが使用が禁じられたという。また前日には参加者5人が警察に拘束された。 その理由については明かされていない。AFP通信によると、記者会見現場付近にはパトカー3台が集まっており、私服警官が会見の模様を撮影していたという。 先日、メラミン汚染粉ミルクを販売していた乳製品企業22社は携帯メールを通じて謝罪文を発表した。また賠償金の支払いについても協議が進んでいる。一方で、一部メディアが「メラミン被害者の無料治療打ち切り」を報じたように、被害者家族の間には今後のケアが打ち切られるとの不安も広がっている。 衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は報道内容を否定、現在各地の病院でとられている緊急医療体制は解除されるものの、メラミン汚染粉ミルクに基づく問題が確認された場合には今後も無料治療を行うと約束した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月07日 23時13分04秒
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