|
カテゴリ:カテゴリ未分類
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)で韓国が得ようとしている事
それが北朝鮮の核・ミサイル情報である。 日本は独島防御訓練があるたびに抗議声明を発表し、反発してきた。しかし、韓国軍が独島にこだわるには大きな理由がある。 北朝鮮が慶尚北道星州(ソンジュ)に配備される高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の迎撃範囲を避けてSLBMを発射するには、独島(ドクト、日本名・竹島)近隣まで潜水艦を送る必要がある。 その場合、日本の海上哨戒機(P-3C)77機と潜水艦に探知される可能性が高い。つまり、それらの監視情報さえ利用出来れば、 日・米の軍事協力は不要になる。 日本が保有する偵察衛星5機は北朝鮮の弾道ミサイルの動向収集に役立つとみられる。現在米国の偵察衛星は韓半島(朝鮮半島)上空を一日2、3回ほど通過するため、北朝鮮弾道ミサイルの動きを把握するのに限界がある。 特に今回の情報保護協定は北朝鮮が開発している潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)への対応にも効果的だ。 情報保護協定は国家間軍事情報共有を目的に軍事情報の伝達・保管・破棄・複製・公開などに関する手続きを規定する。この協定の締結なく軍事情報を交換すれば軍事機密保護法違反で処罰を受ける。 韓国にとって韓日軍事情報包括保護協定こそ命綱になる。ただ、協定締結後も独島防御訓練を継続して実施していくようだ。 独島防御訓練は86年から毎年、上・下半期の2回行われ、駆逐艦・哨戒艦・護衛艦が総出動し、日本など外部勢力の侵攻に対応する防御訓練として実施されてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月22日 03時27分23秒
コメント(0) | コメントを書く |