エクセルData streamerを試してみました。
大変、ご無沙汰しておりました。ほんとうに久々の更新です。職場で試験データを取得し活用する際、CSVを出力する計測器やコントローラなどから取り込んだデータをエクセルで整理するのですが、それなりにパソコンの操作が面倒です。そのため、データを直接エクセルに取り込めたら便利なのになぁ~ と常々思っていました。ウェブサイトで調べると「Data streamer」なるものがあり、これが使えるのでは? と早速試してみました。すべてのパソコンで可能かどうかわかりませんが、2台試して2台とも可能でした。忘れないよう以下に手順を記載します。1.Data streamerをアドインする。 エクセルを起動後、メニューから「オプション」を選択し「アドイン」をクリックします。 管理(A)Excelアドインとなっているところを→COMアドインに変更します。 OKを押す。 上部のTABに「Data Streamer」が追加されればアドインは完了です。2.データの取得(通信) CSV形式でデータ出力するArudino、PICマイコンなどを準備します。 上部TABにある「Data Streamer」を開きます。 パソコンのシリアル通信の準備が整っていれば、接続可能なシリアル通信ポートが表示されます。 接続したいデバイスをクリックすると、その通信ポートが開かれます。 次に「データ開始」をクリックすることでCSV形式のデータを取り込み始めます。 取り込んだデータはエクセルのワークシートに順次挿入されます。 ここでグラフを挿入することで、リアルタイムにグラフも更新されます。3.通信条件の設定は「詳細」をクリックすることで変更することができます。4.その他「データの記録」なとの機能により、ログの作成や再生も可能でした。以上、非常に簡単で便利です。次回もう少し詳しく日記に紹介したいと思います。特に、エクセルのグラフがリアルタイムに更新されるのがスゴイ! パソコンがそのまま計測器になったようにみえます。(^^)