所有馬近況更新(23.11.10)パリッドキャリア、トゥジュール、アリーエテルネ
広尾サラブレット俱楽部HPよりパリッドキャリア(牡2)23.11.10吉澤ステーブルWEST在厩。まずは馬場で長めを乗り、8日(水)より坂路入りしています。「現在はハロン20秒ペースを1本。立派な体格をしていますが、まだ幼さが残る体型ですし、中身が伴っていない感じでしょうか。ほぐすように乗り進めていき、全身を使えるように仕向けつつ、ある程度の時間をかけて脂肪を筋肉に変えていければと思います。脚元に問題はなく、特に痛いところなどはありません」(奥場長)乗り始めましたが、まともに走れるようになるまでどれくらいかかるか不明です。普通ならこの時期に外厩に居れば新馬戦にギリギリ間に合うかなと言った感じなんですが、この馬は今までの経緯から多分無理でしょうし、ここからどれくらい成長してくれるかが問題です。トゥジュール(牡2)23.11.10ジョイナスファーム在厩。10月31日(火)に4回目のPRP注入を行っており、一週間の舎飼を経て、現在は日に2~3時間ほどのパドック放牧にて管理されています。「ウォーキングマシンに入れると刺激が加わることで張りが出たり出なかったりの毎日でしたので、『当面は放牧のみとし、マシン再開については暫し考えさせてほしい』と獣医師。熱感はありませんが、現在は外見よりもエコーの埋まり具合のほうが進んでいる状況です。引き続き経過を観察しつつ、3週間後にまたエコー検査で中身を覗いてみる予定になっています」(稲村場長)治療中。アリーエテルネ(牝2)23.11.10ある程度の時間をかけて成長を促しつつ乗り込んでいくため、本日、京都府綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルに移動しています。「走行フォームの改善を意識しながら、坂路で半マイル58秒まで乗っていました。馬に走ろうとする気持ちがありますので、それなりに動いてくれるのはいいのですが、まだ背中をうまく使えていない分、前後駆のつながりや全身のまとまりといった点ではこれからといった感じでしょうか。一気のペースアップとなると『もう少し成長を待ってあげた方がいい』(調教師)のかもしれません」(小泉厩舎長)とうとうチャンピオンヒルズでの育成には耐えられないとの烙印を押されてしまったようです。移動だけで40kg減り、軽い調教なのに1か月半経っても馬体が戻らないのではしょうがないですね。もう新馬戦どころかデビュー出来るのかすら怪しくなってきました。