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和洋の美術文化観察団

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Oct 14, 2006
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カテゴリ:雅楽・能・文楽
10月11日

いつも大きな会場で観る事が多かったので
国立能楽堂は初でした。

狂言は「茶子味梅」

この話は、中国人を今で言う拉致をしてきて、
日本人の妻と中国人の夫、という夫婦の話しです。

夫は中国に残してきた妻を懐かし悲しむ。
妻は嫉妬するが、元気になってもらう為に
宴を行うが、夫はまたふと思い出す。

それをまた妻は嫉妬し、怒る、、、

その掛け合いが面白かったです。


能の演目は「百萬」

一人の狂女が念仏の音頭を取り舞い狂っていると
探していた子供がその舞いを見て、母だとわかり、
二人は再会でき喜んで帰ってゆく、、、

思いっきり簡単な概要ですが、
母が笹のはを持って舞うところが見どころです。

竹は中が空洞になっているので、神が宿る、と
言われる植物の一つだそうです。
竹取物語もこの考えからきたのでは、という事でした。

日本語は植物の例えが多いと言っていました。
「話しの種」「麻につるるよもぎ」
「言わぬが花」「独活(うど)の大木」など。

「母の舞い」をどうみるか。
見る側がどう受け止めて見るか、
任されているものなのです、と
言われました。

しかし、私は吸い込まれるように熟睡。

そのうち良さがわかるのだろうか、と
がっかりしながら帰りました。

見慣れている一緒に行った友人は、
面白かったね、と言っていたけど、
私は囃子の事ばかり話しました。

今までより前の席で見たので
能面がしっかりみえました。

あの能面には何とも言いがたい、
不思議さだけでなく、
人の思いが能面からたくさん感じられてしまい、
勝手に、怖くなってきてしまいました。

こっちを向かないで!と
何度か心の中で叫んでしまった。

明日、国立能楽堂にて有名な「井筒」を拝見です。

今度こそ、想像力を働かせて舞いを見よう。






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Last updated  Oct 15, 2006 02:36:37 AM
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