カテゴリ:雅楽・能・文楽
10月15日国立能楽堂にて
狂言「地蔵舞」 旅の出家が宿を借りるのに断られ、 どうにか泊まれるように思案したのが、 我が師匠が残した笠を雨雪にさらす事はできない、 笠だけでも宿に泊まらせたい、と 許しを得るが、勝手に自分も笠を被って宿に泊まっている。 言い訳は、笠に宿を借りている、と言う。 宿主は、なるほど、と酒を振舞い 出家は、飲まぬが"吸う"ならば、と酒盛り始める。 そこで地蔵舞いを舞う。 狂言は何を見てもいつも楽しい。 能「井筒」 世阿弥 作らしく、これは上出来だと 自画自賛の作品だそうです。 伊勢物語23段に書かれているお話しになります。 本日の小面は約450年前に完成した、龍右衛門 作。 純粋かつ高貴な美しさの名品、と書かれていた。 業平の面影を偲ぶ、井筒の女の亡霊の舞いは、 純粋で夢幻能という言葉通りのもので、 小面の表情も純粋で高貴な顔つきでした。 舞いから感情が溢れているのを感じた第一作目でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 15, 2006 10:25:19 PM
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