カテゴリ:雅楽・能・文楽
鎌倉で雅楽の演奏を聞きに行きました。
お寺で畳の30畳くらいの一室で、お庭が見えるお部屋でした。 演奏の前に、平安時代の薫物(たきもの)を2種類、焚きました。 もう日本にはない物を中国から原料を入手して、600年ぶりに復元したそうです。 普段嗅ぐお香とは違った香りがしました。 やわらかい、というか分かりやすい直接的な香りではないというか、、、 とても良い香りでした。 雅楽は1000年以上経っているものなので、中期、後期、明治~と時代によって テンポ、楽譜、音の出し方が異なるそうです。 ここでは中期である、古雅楽と呼ばれる時代のと、現代雅楽の2つの演奏でした。 龍笛を習っているので、龍笛を中心に聴いていると、 古雅楽のほうか龍笛に合っているテンポに聞こえました。 龍笛と名前が付いているだけあり、龍が鳴いているような律(テンポ)なんです。 それはやはり、ゆっくりでないとそう聞こえません。 雅楽は神社などで神様に捧げるものなので、あまり聴ける機会がありません。 説明を聞きながら、目の前で演奏も聴けてよかったです。 薫物は、なかなか作れないものだったせいか演奏が終わってたらすぐに観客の方々が近くに寄って嗅いでいました。 なんと数g数万円の材料を使用されていたようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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