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和洋の美術文化観察団

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Jan 26, 2007
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テーマ:徒然日記(22807)
カテゴリ:カテゴリ未分類

薫物(香道)のお稽古に通っているのですが
毎回、練香の宿題をだされます。
それを作ってお稽古で薫きます。

その材料となるのが、沈香、白檀などです。
沈香がなくなってしまったので、鎌倉のお香のお店へ行ってみました。

お店に入ると材料の香木などが置いてありますが、
粉末がありません。

念のためお店の方に聞いてみたところ、
練香用の材料は置いてありませんでした。

でも京都のお香屋さんに通販すると時間がかかるから
自分で粉末にできませんか?と聞いたところ、

粉末にするには、現在だとコーヒーミルのようなもので
砕く事ができるが、香りが混ざるので1種類に1個のミルが必要。

それはムリ(>_<)

あとは、源氏物語に手作業で車のようなもので、
前後に動かす道具を使って
何千回と繰り返し砕いていたようです。

でもコツがあって、早く砕くと摩擦で温度が上がり
香りが飛ぶのでゆっくり動かすようです。

やっぱり、手作業が一番いいですよ~、
と笑いながら言われました(-"-;)

練香は平安時代からの物ですが、
江戸時代になると灰粉を混ぜるようになってきたそうです。

灰粉を混ぜると、練香に熱が均一にいき渡るので、
香りにムラがなくなるそうです。

お香には、人工の香りを入れて作られていますが
練香は自然の材料のみを使います。

なので、お香に慣れると香りの差が
解りづらいと言われるそうです。

確かに白檀を入れるとどうしてもお線香の香りに近くなるので、
私はいつもお線香だなぁ、と思ってしまいます(>_<)

早く材料を手に入れなければ!





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Last updated  Jan 26, 2007 11:29:23 PM
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