1分間書評!『
一日一冊:人生の智恵』からのご紹介です。
■ザ・ボディショップ社長、
スターバックス社長を歴任した
岩田さんの一冊です。
ザ・ボディショップでは、
売上を2倍にしました。
その方法は、
ザ・ボディショップのミッションである
人を大切にすること。(人権を尊重)
万引き防止のカメラを取り外し、
社員の給与を増やし、
教育や研修を充実させたのです。
・重視すべきは「働くスタイル」ではなく、
「いかに人々を喜ばせるか」だと信じます。
ミッションを掲げ、
社会を変える一翼を担うことだと信じます(p8)
■スターバックスでも、
やっていることは同じです。
スターバックスのミッションである
「人々の心を豊かで活力あるものにする」
方法を考えればいい。
マイカップ、ワンモアコーヒー等の
キャンペーンを決断していますが、
これはお客様との会話のきっかけを作るため。
お客様の心を豊かにするという
ミッションがあったから、
実行できたのでしょう。
・私自身は、スターバックスの差別化要因は、
3番目の「パートナーたちのすてきな笑顔」だと
思っています(p141)
■著者はMBA取得者でもあり、
仕事のやり方も一流のようです。
本もたくさん読んでいる。
しかし、そうした仕事のテクニックは
仕事の一部でしかなく、
一番大事なのはミッションということです。
常にミッションを意識して
経営判断するということ。
ミッションがあるから、
短期的には損であっても、
正しい決断ができるのしょう。
・私の考え、メッセージ、
そして会社のミッションを伝える手段は、
マネジメントレター(全パートナーに送るメール)でした。
ザ・ボディショップのときは毎週1回、
スターバックスでは月に1回(p219)
■最終章の「時間術、勉強法、読書術」だけでも
充実していましたが、
そんな仕事術が小手先のテクニックに感じてしまう。
本当に大切なことを
思い出させてくれる一冊ということで
★5としました。
岩田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・企業は、世の中をよくするためにある(p89)
・本社や本部、リーダーは、考えるスタッフを育て、
彼らが現場で判断したことを全力でサポート
しなければならないのです(p154)
・私がリーダーの役割で
もっとも大切だと考えるのは、御用聞きです。
最近どう?
元気?
何か困ったことはない?(p216)
・ミッション探し、自分探しの旅はずっと続く・・・
ミッションは、一度構築したら終わりではない。
働き続ける限り、いや生きている限り、
ずっと考え続けるものであり、
また考え続けることが大切なのです(p207)
・とにかく10冊読む!・・・
学生時代も、雑誌を含めて
月10冊の本を読むと決めていました。(p258)
「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」
岩田 松雄、アスコム
【送料無料】ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 [ 岩田松雄 ]
【私の評価】★★★★★(94点)
■目次
第1章 どうすれば人を魅了できるのか
第2章 ザ・ボディショップとアニータ・ロディック
第3章 スターバックスはコーヒーを売っているのではない
第4章 僕たちは何のために働くのか
第5章 自分のミッションを作る7つのヒント
第6章 火花散らすリーダーの8つの習慣
第7章 ミッションを育てる時間術、勉強法、読書術
(以上転載)
スタバのタチバがよくわかる一冊です。
スタバに学ぶクキバ!(笑)
心からの感謝とダジャレをこめて・・・みお
『
世界に希望を贈るハーブ、ステビアの物語』
その日の毒はその日のうちに・・・
☆濁りを取ってあなたの“毒”をステビアで“得”に!
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