春高準々決勝 独断総括?
っていうか、4試合目しか見ていないけど。。女子は古川学園-土浦日大完全に力の差が歴然でした。競ったのは2セット目の中盤12,3点目くらいまででしたね。土浦は滝井を倒しただけでも十分価値あるでしょう。男子は雄物川-都城工2セット連取で都城が行けそうな感じでしたけど、雄物川がしぶとかったし、うまーーく園田潰しをして3セット目序盤で両エースがどんどん決まり始めて一気に行きました。宇佐美監督してやったりでしょうね。キーポイントは2セット目の終盤の攻防でしたね。21-19で雄物川がリードしていて、雄物川のエースがシャットされ、フェイントを切り返され、ふかしてホームランで21-22で都城が逆転して21-23になってダメ押しする場面で決められなかった。雄物川が逆転して24-23になったら、今度は雄物川のエースが決めるチャンスありながら決められず、セッターのつなぎのアンダーハンドパスがアンテナを越えてしまって24-24になってしまって一体どちらに行くかと。雄物川が逆転で1-1にしてからはもう雄物川がイケイケになってしまった。都城は園田と左の酒井しか決め手がなくて、特に園田とセッターの尾崎が前衛の時にレセプションが乱れてしまうと、園田にしか上がらないから雄物川がブロックでしっかりと対応する。ラリーになると園田のこのローテーションではレフトで打って、センターでブロック飛んで、レフトに下がってまた打つという動き。3セット目の序盤はこの場面で長いラリーが何回もあって、園田が思い切り打てずにつなぐだけになってしまって、センターからライト側にブロック寄ろうとすると雄物川のセッターがクイックを使ったり、ライトからのバックアタックを使って尾崎のブロック1枚にされてしまってやられるケースが多かった。都城が雄物川の両エースをマークすると時間差が来たり、クイックのタッチ攻撃が来たりで絞りきれなかったかな。園田は最後打ち切れずにピコピコ状態で。。3セット目中盤までに大差をつけられてしまった。雄物川は他のチームがサイドへ速いトスを出す中、両エースにオープントスをしっかりと上げて、体全体をしっかり使ってジャンプして打つ。ブロックはしっかりと膝を曲げてタメを作って飛ぶなど基本をしっかりとやっているのかな。準決勝の組み合わせは男子:雄物川-東洋、宮崎工-鎮西女子:東龍-鹿児島女、共栄-古川学園男女とも東北1、東京1、九州2 それでいて九州対決と関東対東北ってカードになりましたね。鹿児島女は昨年の準々決勝で実践と対戦しましたけどリベンジしたってことですかね。このチームって伝統的にセッターが良いですね。過去に伊地知、小濱という選手がいたし。魅惑の宮崎工ですけど東亜も撃破しましたね。自分としては東洋との決勝を見たいんですけど。。。準決勝は同じ九州の鎮西。年末の九州大会決勝でフルセットで負けた相手。これまでのチーム相馬、橘、市尼、東亜と他の地域のチームとの対戦だったから、相手もかなり面食らった部分もあるでしょうけど、今度はそう簡単には行かないでしょうしもつれるでしょうね。しかし激戦で勝ったところで決勝はヘトヘトでしょう。小さいチームが毎日試合して行けば当然体力は奪われますから一糸乱れぬコンビも綻びが出てくるでしょう。鎮西がどんな作戦を練ってくるでしょうか?スコア的に見ると一番競ったのは相馬ですから。。相馬もかなり力あるってことでしょうね。去年は弥栄にフルセット負け、今年は宮崎工に接戦で負けて、そのチームが4に残るわけですから。相馬の「あーーりーーがーーと!ほいほいほい」が今回は見ること出来なかった。今年は「ビバ!玉野光南」が・・・ループしてしまっている ワラ